検索窓
今日:2 hit、昨日:43 hit、合計:526,112 hit

4 ページ36

「と、いうわけで。本日より白野 A、SnowMan復帰でーす。」

ひとりで拍手をしてみれば、みんながこちらを見る。

「これまで以上に頑張りまっ」

アイドルらしくぶりっ子ポーズしてふざけて見せていたら引き寄せられる体。

勢いに負けて、そのまま崩れるようにして座り込むと、そのままぎゅっと抱きしめられる。

渡「おかえり…A…おかえり。」

そういって翔太くんは私の肩に顔をうめる。

「翔太くん、泣いてる?」

なんて笑うと、

渡「泣いてねぇし」

そういうのに、声は涙声で。

「もう〜なぁにぃ?」

渡「お前、まじで無理しすぎなんだって」

「…そりゃ無理くらいするでしょ…みんなと一緒にいたいもん。」

渡「なんでこういう時俺といたいとか言えないわけ?」

「恋人か。私はみんなと平等に一緒にいたいんですー。」

渡「マジ…しんど」

そんなこという翔太くんの頭に頬を寄せた。

視線をゆっくりとほかのみんなの顔ひとりひとりに向ける。

みんな泣いてる。

いつもならずるい、なんて入ってくるのに、ただ静かに泣いてる。

「ほんと…みんな私のこと好きすぎじゃん」

なんて茶化すようにいって笑う。

すると、ラウが翔太君に覆いかぶさるように私に抱き着いた。

ラ「好きだよ」

岩「それはお前もだろ。」

「うん。私も好きに決まってるじゃん。」

深「お前だって泣いてるじゃん」

「うそ!?」

泣いてるつもりなかったんだけど、ぱっとほほを触ってみれば確かにそこには涙。

「まじか。」

阿「気づいてなかったのかよ」

そういって笑ってくれる阿部ちゃん。

佐「ほんと馬鹿」

「バカっていうほうがバカです。」

むっとして言い返すと、さっくんはこちらへ来て私の頭をなでなで。

すっごい優しい顔するじゃん。

「…康二くん」

男泣きしつつこちらを見てる康二くんを呼ぶ。

向「A、おかえり」

伸ばした手をとり、そのまま翔太君、ラウ、さっくんごと抱きしめられる。

めちゃくちゃ団子状態。

みんなで泣きながらぎゅうぎゅうってなかなかない。

マネージャーがほほえましそうに見てる。

「ただいまぁ」

なんて伝えれば元から抱き着いてきてた面々がさらにぎゅぅと力をこめ、そのあとに阿部ちゃん、めめ、舘さま、ふっか、ひーくんの順で重なってくる。

私は必死にひーくんまで手を伸ばして抱きしめる。

「みんな。大好きだよ。心配かけてごめんね」

そういえば、また、抱きしめられる力は強まった。

5→←3



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (103 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
438人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

まり姉(プロフ) - 関連の作品がオリジナルってなってます (2021年3月3日 20時) (レス) id: 632dd79117 (このIDを非表示/違反報告)
Orin(プロフ) - 美紀さん» はじめして!コメントありがとうございます(´;ω;`)コメント頂けると励みになります!更新頑張ります!阿部ちゃん+ゆり組寄りの箱っていうことだったんですが、最推しとかみえますか? (2020年3月15日 20時) (レス) id: e1d2b49182 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - SnowMan大好きです最高です亮平くんと涼太君と翔太くん寄りのオール担当です更新大変だと思うけど頑張ってください応援してます (2020年3月15日 19時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Orin | 作成日時:2020年2月22日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。