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その日を境に、毎日誰かがお見舞いに来るようになった。
特にラウールは仕事がなければ毎日学校帰りに病院に来る。
どうやら学校から近いらしかった。
そして、事故から７日目に抜糸、２週間目の今日。
ようやく退院することになった。
母も兄も、絶対に同行するって聞かなかったけど、どうにか説得してやめさせた。
マ「準備できた？」
「うん、大丈夫。」
マ「…とりあえず、車に乗ったら今回の事故の件についての報道とかの話…するから。」
事故の件についての報道についての記事・ニュースは結局入院中はひとつも見せてもらえなかった。
どうやら兄から直接滝沢くんに掛け合ったみたい。
精神衛生を保つための措置だとかっていってた。
入院中にその事故について聞かせることによるその瞬間のフラッシュバックなどを懸念してたみたい。
でも、これから病院を出ればきっとその件について触れられる。
あることないことある記事を目にしてしまうこともあるだろう。
だから、マネージャーから先にあの日、どうしてあんな事故につながったのか。その後どうなったのか。すべて聞いておかなきゃいけない。
それが、私にどんな影響があったとしても。
これから活動を続けていくには避けては通れない道だから。
マネージャーと二人で廊下を歩く。
担当だったナースの方たちに口々に頑張ってね、応援してると励ましてくれる。
笑顔で答えながら、私たちは車へ向かった。―――――
――――ﾋﾟﾋﾟｯと開錠の音とともに車のライトが点滅した。
「あれ？二人だけなのにこの車？」
ワゴンタイプの大きい車。
メンバー全員で移動するときによく使われる車だ。
これしかなかったのかな。
そう思いながら車に乗り込む。
…と。
「「「「「「「「「退院、おめでとー！！！」」」」」」」」
クラッカーの音が連続する。
びっくりして体を丸めて目をつむる。
深「大丈夫かっ」
ささっと私を支えにきたのはふっか。
「びっっっっくりしたぁ…」
そういいながら顔をあげると…
岩「おかえり。」
目「はい、俺の隣ね」
となりに座ってた康二くんをどかしだすめめ。
向「え、ちょっと待って？！何！？どかすのありなん！？」
抵抗しながら言い返す康二くん。
向「ほんならもう俺の膝の上でええやんっ」
目「それは許さん。」
渡「遅い。」
「…タクシーひろお。」
ちょっとだけ不機嫌そうな翔太くん。
でも、その目に見えた涙、私は見逃してあげないから。
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まり姉(プロフ) - 関連の作品がオリジナルってなってます (2021年3月3日 20時) (
レス) id: 632dd79117 (このIDを非表示/違反報告)
Orin(プロフ) - 美紀さん» はじめして！コメントありがとうございます(´;ω;｀)コメント頂けると励みになります！更新頑張ります！阿部ちゃん＋ゆり組寄りの箱っていうことだったんですが、最推しとかみえますか？ (2020年3月15日 20時) (レス) id: e1d2b49182 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - SnowMan大好きです最高です亮平くんと涼太君と翔太くん寄りのオール担当です更新大変だと思うけど頑張ってください応援してます (2020年3月15日 19時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Orin | 作成日時：2020年2月22日 11時
