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担任「先日の災害で転校してきた人です。授業の進み具合とかも違うので、みんな助けてあげてね」
A「雨宮Aです、よろしくお願いします」
あの災害から約1ヶ月。
校舎全壊により転校となった私は、今日から通学再開となった迅や准の通う学校へと通うことになっていた。
今日はその記念すべき初日なのだが…、
女子「なにあれ…」
男子「傷やばっ！」
男子「絶対強キャラじゃん、あいつ」
女子「やばいね、あれ…」
女子「ね…」
A「………、」
案の定、顔の傷のせいで注目の的に。
一方、准はこちらをニコニコと見ており、迅を見ると「大丈夫大丈夫〜」と言わんばかりに手をひらひらさせている。
…まぁ、迅と准が同じクラスにいるだけマシか。
嵐山「A！久しぶりだな！包帯とれて、少しは良くなったみたいで安心したよ」
A「傷跡ひどいけどね…心配してくれてありがと。兄妹も元気？」
嵐山「お陰様でな！Aに会いたがっていたから、今日予定がなければ会わせたいんだが…放課後、時間あるか？」
A「…た、多分大丈夫だと思うけど…迅、どう？」
迅「大丈夫だよ、いっておいで」
嵐山「迅がいうなら大丈夫だな！」
朝のHL後、遠巻きに私を見る周りに対し、早速話しかけてくる准。
今日初めての人が多いのもあるが、流れるように放課後の約束を取り付ける彼との会話に、皆が呆然とする。
女子「あ、嵐山くん…その…、雨宮さんと仲良かったんだ…？」
嵐山「ああ！彼女には災害のとき、弟と妹を助けてもらってな！お見舞いのときに仲良くなったんだ！」
女子「そ、そうなんだ…」
A(あっ…乙女心に傷が…)
男子「迅はどういう関係なんだ…？」
迅「ボーダーで働いてた人の娘だよ」
男子「ああ！それでか！」
勇気を出してそれぞれ准と迅に聞くと、私と2人の関係性とともに話が繋がり納得する。
…どうやら迅がボーダーにいることは周知しているみたいだ。
まぁ、あの災害で活躍してれば当然かもしれない。
嵐山「怪我した拍子に左目が見えなくなってしまってな…俺もできる限り手を貸すつもりだが、みんなも彼女を助けてくれると嬉しい」
女子「えっ、失明してるの！？」
男子「そりゃ跡残るくらいだもんな…」
女子「えー、困ったらいってねー？」
A「あ、ありがとう…」
准の声がけにより、不安だった学校生活は迅の予言通りとなった。
＊
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氷水(プロフ) - 海百合クラゲさん» はじめまして、嬉しいコメントありがとうございます！こういうの…っていったら難しいですが…こういう感じの夢小説少なかったのと、あまり推しを書いてる方がいなかったので書き始めました(笑)気が向いたときに見てやってください〜 (2022年8月2日 22時) (
レス) id: b2d8d7cb3b (このIDを非表示/違反報告)
海百合クラゲ(プロフ) - えー好き。こういうの待ってたわ。ありがたやありがたや〜。 (2022年8月2日 21時) (レス) @page23 id: a38a157b30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷水 | 作成日時：2022年6月27日 5時
