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迅が『風刃』を起動すると、複数の帯のようなオーラが刃とともに柄から出てくる。



一振りすると、その振った先に刃の斬撃が発生する。





迅「ほぼ弧月と同じような感じだけど、違うのがこの帯ね。これが見える範囲なら届く斬撃で、途中障害物があっても斬撃が切れることなく、そこを通って攻撃していくんだ」

林藤「下手すりゃ、どんなに離れてても当たる斬撃だが…逆に、当てる技術がなければ持ってても意味のない代物だ」

A「……すごい…」





初めて見る『風刃』の性能に驚きながらも、良くも悪くも特化した武器であることを教えられる。

当てるのは難しそうだが、目の届く範囲に攻撃が届くのはすごい性能だ。





小南「だけど、最上さんの娘とはいえ、適性があっても弱いやつに黒トリガーは持たせられないわよ。それに、今のところ迅以上の適任はいないもの」

A「え、そうなの?」

小南「迅のサイドエフェクト知らないの?」

A「確か未来視、だっけ?」

小南「なによ、知ってるじゃない」

林藤「見える範囲、ってことは相手も見えるから、先読みして攻撃を仕掛けることができるんだ」

A「!! そんなことが…」

迅「実力派エリートなもんで」

小南「ただのズルじゃない」

迅「俺のサイドエフェクトと『風刃』が相性良すぎるんだよ」





迅のサイドエフェクトとなんの関係が…と思っていたら、説明されてようやく理解する。

未来視なんてできる事ないので、そういう使い方ができるのは盲点だった。



しかも相性が良いときた、そうなれば迅よりも扱いが上手くならないと持たせてもらえないかもしれない。





A「………」

迅「…もしかして、Aちゃんは『風刃』に近い武器が使いたい感じ?」

A「あ、うん、そう!」

小南「そんなのないわよ?黒トリガーは一点物。それに『風刃』に近い武器なんて…」

迅「いや、一応あることにはある」

小南「えっ!?そんなのあったっけ…」





私の言いたいことを察した迅が、私にある1つの武器を紹介する。





迅「狙撃銃。それなら目の届く範囲攻撃できるだろ?」

A「…狙撃銃?」



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氷水(プロフ) - 海百合クラゲさん» はじめまして、嬉しいコメントありがとうございます!こういうの…っていったら難しいですが…こういう感じの夢小説少なかったのと、あまり推しを書いてる方がいなかったので書き始めました(笑)気が向いたときに見てやってください〜 (2022年8月2日 22時) (レス) id: b2d8d7cb3b (このIDを非表示/違反報告)
海百合クラゲ(プロフ) - えー好き。こういうの待ってたわ。ありがたやありがたや〜。 (2022年8月2日 21時) (レス) @page23 id: a38a157b30 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:氷水 | 作成日時:2022年6月27日 5時

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