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長い話の後に布をめくると
出てきたのはコーンウォール地方のピクシー。
なんて面倒なものを持ってきたんだこいつは。
周りの生徒からはハハハ……と笑いが溢れ出す。
「笑うのは今のうちだ。だがピクシーは厄介で危険な小悪魔ですぞ。」
ニヤニヤして何をしだすのかと思えば、
「さぁどう扱うかな？お手並み拝見！」
ガチャンッ！お音がしたと思えば
ピクシーを檻から出した。
周りの生徒は騒ぎ出す。
パンジーなんて私にピッタリ引っ付いている。
ふとドラコの方を見ると、クラッブとゴイルと一緒になって騒いでいる。
なんて情けない……とりあえず周りのピクシーを追い払って高みの見物をしようかしら。
「ペスキピクシ・ペステルノミ！あっ！」
彼は杖を取られた。自分が連れてきたピクシーなのに自分で制御出来なくてどうする。
「君達！残ってるピクシーをカゴに戻しておきなさい。」
バタンっと大きな音がして1人だけ隠れる。
私たち生徒はしっかり放置されている。
『パンジー、こっちに来て。ここで見物するわよ。』
「あぁA、ありがとう…」
周りのピクシーを気絶させながら見物していると
ロングボトムがピクシーに持ち上げられ、そのままシャンデリアに放置されている。
あれは自衛できないロングボトムが悪い。
「イモビラス！」
大きな声を上げて呪文を唱えたのは
グレンジャーだった。
マグル出身なのに彼女は本当に優秀だ。
1貴族としても一人の人間としても認めている。
ただ認めているだけであって、マグルが嫌いなのは変わらない。
『さすがね、グレンジャー。成績優秀なだけあるわ。』
「マグルの癖に……」
『あら、パンジーは隠れていただけじゃないの
高みの見物をしたのは私だけれど、助けてもらったのだから純血としてしっかりお礼をしなければいけないわ』
「う、……わかった、あとで伝えるわ」
『ふふ、いい子ね』
皆がほうけている間に2人でメモに感謝の気持ちを書きグレンジャーに飛ばす。
それを見たグレンジャーは驚いた顔をしていたけれど、少し嬉しそうだった。
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りかこ(プロフ) - とっても面白かったです！THEスリザリン！な夢主求めてました、、🥹更新気長に待っています！ (3月5日 21時) (
レス) id: d00547c92a (このIDを非表示/違反報告)
淡雪 - すごい面白かったです。更新待ってます。 (5月29日 17時) (レス) @page21 id: cfe6cb1174 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - とても面白いですね！これからも無理のない程度で更新頑張って下さい！！ (2023年4月10日 1時) (レス) id: 92500eea4b (このIDを非表示/違反報告)
ぽいんせちあ(プロフ) - 更新ありがとうございます！！この作品大好きです！！ (2022年8月8日 9時) (レス) id: 1290ff77df (このIDを非表示/違反報告)
いあ - すごい面白くて、大好きになりました！更新頑張ってくださいね、応援してます！ (2021年11月28日 19時) (レス) @page9 id: c09dd7b5a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：輝夜 | 作成日時：2021年9月8日 0時
