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学校につき荷物を片付けたあと、そのまま眠ってしまったようで意識がハッキリした時は朝だった。
時計はまだかなり余裕のある時間を指している。
『……シャワーでも浴びて予習でもしようかしら』
その気になると早い。
サッと済まし魔法薬学の教科書を読み漁り羊皮紙に新しく購入した羽根ペンで内容をまとめていく。
そうしているうちに時間は経ち、パンジーが起きたので挨拶を済まし自分も制服に着替え準備をする。
「はやいのね、A」
『早くに目が覚めてしまったのよ』
「貴方、寝るのがとても早かったものね」
2人で確認し寮を出る。
スリザリン寮は地下にあるせいで外からの光は入らないため、いつも暗い廊下を歩き大広間へ向かう。
血みどろ男爵に挨拶をし、動く階段を慎重に歩く。
1年も通うと慣れたものだ。
大広間に向かう途中、ポッターとウィーズリーの末弟が改造済みのマグルの車で空飛び、暴れ柳に突っ込んだと噂で聞いた。
その際ウィーズリーの末弟は自身の杖を折ってしまったらしい。
だからセブルスの機嫌が悪かったのか、それにグリフィンドールの空気も悪い。
今年も初っ端からやらかし三昧だな。
大広間にて席に着くと、1年生の組み分けが始まる。
去年の私たちは外から見たらこんな感じだったと自覚し、すこし恥ずかしくなる。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
組み分けが終わり、そのまま今年の知らせに入る。
やたらに感じる視線を見るとセブルスがこちらを見ていた。
目が合うと、目配せで視線を促すので先を見るが、見なければよかったと後悔した。
最悪だ。
あの有名なギルデロイ・ロックハートがクィレルの穴埋めになったらしい。
しっかりウインクと投げキッスをされたが、隣に座っているドラコがわかりやすく不機嫌になったため教員の方から顔を逸らす。
「なんなんだあいつ、生徒に向かって！」
『最悪よ、完全に目を付けられたわ……パンジー、私彼の授業受けたくないわ』
「えぇ！？あんなに素敵じゃないの！」
『…手遅れだったようね』
「良いかA、絶対あいつの機嫌取りなんかするんじゃないぞ」
『分かってる、幸いにもポッターがいるし、私のことなんて忘れてくれるわよ』
食事をとりながら会話をし、寮まで戻る。
あんな男の何処がいいのだろうか。
それに比べて
ドラコには1年の頃とは違い気品が出てきた。
これから益々周りからの視線を浴びるだろう。
…婚約者なのに。と、あまりいい気はしない。
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りかこ(プロフ) - とっても面白かったです！THEスリザリン！な夢主求めてました、、🥹更新気長に待っています！ (3月5日 21時) (
レス) id: d00547c92a (このIDを非表示/違反報告)
淡雪 - すごい面白かったです。更新待ってます。 (5月29日 17時) (レス) @page21 id: cfe6cb1174 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - とても面白いですね！これからも無理のない程度で更新頑張って下さい！！ (2023年4月10日 1時) (レス) id: 92500eea4b (このIDを非表示/違反報告)
ぽいんせちあ(プロフ) - 更新ありがとうございます！！この作品大好きです！！ (2022年8月8日 9時) (レス) id: 1290ff77df (このIDを非表示/違反報告)
いあ - すごい面白くて、大好きになりました！更新頑張ってくださいね、応援してます！ (2021年11月28日 19時) (レス) @page9 id: c09dd7b5a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：輝夜 | 作成日時：2021年9月8日 0時
