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誰かの声が聞こえる。
この声の主を私は知っている。
今や死んだと噂の彼が憎む人。
私の中にいる彼の力がとても嫌っている人物の声。
「……ア、エル……ｯ！エルリア！！！起きて！！！」
『……ポッター、何故ここに、』
「こっちのセリフだよ！どうして君はこんな所で怪我をして倒れているの！？ここは危険だ！」
冷たくて硬い違和感を覚え目線を移すと
私は床で倒れている事を自覚する。
同時に生暖かい何かが触れている事にも気づく。
血だ。
気絶させられた時に頭でも打ったのだろうか。
それに足枷が付けられている。用心深いヤツめ。
『……ここはどこかしら』
「ここはダンブルドアが近づくなって言ってた場所だ。例のあの人が賢者の石を狙ってる！」
『賢者の石、ねぇ…………』
「よくここまでたどり着いたな、Mr.ポッター。そして気がついたのか？ごきげんよう、Ms.エルリア」
声のする方に視線を移すと薄ら笑いを浮かべているクィレルがみぞの鏡の近くに立っている。
なんとも薄気味悪い奴だ。
「あなたが？まさかそんな！スネイプのはずだ！だって…」
「彼はいかにも怪しげに見えるスネイプがいれば、誰がこんなクィレル教授を怪しむかな？」
「でもスネイプはクィディッチの試合で僕を殺そうとして」
「スネイプではない、私が殺そうとした。あの時スネイプのマントが燃えた拍子に目を離さなければうまくいっていたのに。スネイプは反対呪文で邪魔していたのだ！」
「スネイプが僕を助けようとした？」
『その通りよ、ポッター……、彼はいち早く異変に気づき、……貴方を助けようとしたの、』
「エルリア！喋っちゃダメだ！！！」
『トロールも…、クィレルが入れたのよ、…あの臆病なクィレルが、ｯトロールの侵入を、あんな場所で公にする訳ない、でしょう……？』
「Ms.エルリア、よく私を見ているようだね？さすが、我が君が目をつけただけある。」
『うるさい……、お前に呼び出された時は、ｯ死ぬかと思ったわよ…、スネイプ教授は、常に貴方を監視して、疑いの目をｯ向けていた、……最初から、バレバレなのよ』
「少し黙りなさいMs.エルリア。私が賢者の石を手にするのだよ。さぁ、どうやって手に入れようか？」
狂ったような目を輝かせながらクィレルは話す。
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Shio(プロフ) - 更新されてる…！これからも体調に気をつけて頑張ってください！ (2020年9月7日 19時) (
レス) id: 02207f4296 (このIDを非表示/違反報告)
雪狐 - 妊娠おめでとう御座います。お体に気をつけて下さい！これからも更新楽しみにしております！！ (2020年6月2日 21時) (レス) id: efc5c7c00a (このIDを非表示/違反報告)
ろずめろ(プロフ) - 妊娠おめでとうございます！コロナで大変な世の中ですがお身体にはお気をつけて頑張ってください！応援してます(^^) (2020年6月2日 0時) (レス) id: 890e0792a6 (このIDを非表示/違反報告)
ロォズ(プロフ) - 妊娠おめでとうございます！！ (2020年6月1日 16時) (レス) id: af5d25b1e3 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴ - レムアーム石ではなくペゾアール石では… (2020年4月16日 22時) (レス) id: 2cc7740b05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：輝夜 | 作成日時：2019年12月10日 10時
