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｢…そうでございます、膨大な魔力の象徴でございます。偉大なことではございますが、お嬢様は、｣
『えぇ、…家族との共通の目の色が、変わってしまうのは嫌よ、けれど魔力を止められる訳では無いのでしょう？なら受け入れるしかないじゃない……』
｢お、お嬢様…ｯプラムは、ｯプラムは何も出来ないのが苦しゅうございます……!!!｣
プラムはこうやって人のために泣ける、とてもいい屋敷下僕だ。
私とは違う、私の感情なんてプラムに比べればナメクジ程度だろう。
『いいのよ、父上と母上には私から伝えるわ。屋敷下僕の言葉は大事なの、貴方がいないと私困るわ』
｢プラムはお嬢様について行きます！どこまでも！お嬢様があってこそのプラムでございます！｣
『ふふ、ありがとう、プラム。さぁ、あなたも一緒に食事をとりましょう。母上はあなた達屋敷下僕の分もと思ってたくさん作っているみたいよ？』
｢なっ、し、シトラスさま…ｯ！お嬢様がいらっしゃらない時にアーティ様には私共にとても広いお部屋をくださったのです、私共はエルリア家に仕えさせて頂けて本当に嬉しゅうございます…！｣
『2人にも言ってあげるのよ？私もあなた達には感謝しているの、いつもありがとう。ほら行きましょう』
私たちエルリア家は屋敷下僕を大切にする。
家族も同然だ。妖精といえど魔法はふんだんに使えるし、私たちの身の回りの世話をしてくれる。
とはいえ料理は母上がやりたいからと屋敷下僕たちと共にしている。
父上も屋敷下僕に仕事を教え手伝うよう教育しながらもおやつを与えたり甘やかしたりする。
そんな2人の姿を魔法省が見たら？そんなこともう知ってるはず。
屋敷下僕に辛くあたる職員が訪問してきたら呪文で懲らしめる。父上も共にしているので有名な話だ。
ただルシウスおじ様はうちの中では大事に扱わないと殺iされるも同然だから、マルフォイ邸の屋敷下僕からは最近は少し仕事が減ったと聞いた。
父上がキツく言ったのだろう、ルシウスおじ様はうちの父上にかなり甘い。学校時代から変わらないとセブが言っていた。
私の目の前で屋敷下僕を虐めたりしたら首が飛ぶも同然。
目の色が変わった時、ドラコや両親と言い合いをしてしまった時、出かける時、落ち込んでいる時、まだまだ沢山あるけれど、支えてくれて傍で話を聞いてくれたのは紛れもない屋敷下僕たちだ。
この子達が居ないと生活も出来ないのに侮辱するのは許さない。
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Shio(プロフ) - 更新されてる…！これからも体調に気をつけて頑張ってください！ (2020年9月7日 19時) (
レス) id: 02207f4296 (このIDを非表示/違反報告)
雪狐 - 妊娠おめでとう御座います。お体に気をつけて下さい！これからも更新楽しみにしております！！ (2020年6月2日 21時) (レス) id: efc5c7c00a (このIDを非表示/違反報告)
ろずめろ(プロフ) - 妊娠おめでとうございます！コロナで大変な世の中ですがお身体にはお気をつけて頑張ってください！応援してます(^^) (2020年6月2日 0時) (レス) id: 890e0792a6 (このIDを非表示/違反報告)
ロォズ(プロフ) - 妊娠おめでとうございます！！ (2020年6月1日 16時) (レス) id: af5d25b1e3 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴ - レムアーム石ではなくペゾアール石では… (2020年4月16日 22時) (レス) id: 2cc7740b05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：輝夜 | 作成日時：2019年12月10日 10時
