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やっとクリスマス休暇に入る。
この学校ともしばらくおさらば、やっと。
『ハァ……やっとね』
｢クリスマス休暇よ！Aのパーティーのためにドレスを新調したから楽しみにしていて！｣
『ええ、楽しみにしているわ、パンジー』
じゃぁまたね、と別れドラコと一緒に両親の元へ行く。
『父上、母上』
｢無事に帰ってきてくれてよかった｣
｢おかえりなさい、A｣
2人に抱きつき、久しぶりの家族の時間。
いつぶりだろうか、人に抱きつくだなんて。
｢父上、母上！｣
｢ドラコ、｣
｢あぁ、おかえりなさいドラコ、無事に帰ってきてくれて本当に嬉しいわ｣
ドラコを見ると2人に優しく抱擁されている。
幸せそうだ。
『じゃあドラコ、またクリスマスにね』
ドラ｢あぁ、また会おう、愛しのA。｣
失礼します、とドラコの両親にご挨拶をして私たち家族は姿現しで自宅へと戻る。
戻るとそこには沢山の料理が運ばれている。
『……！用意してくれたのですか？』
｢当然だろう？我が娘が帰ってくるんだ、｣
｢盛大にするに決まっているわ｣
2人とも優しく微笑む。
早くご馳走を頂くとならば着替えなければ。
駆け足で自分の部屋へと戻ると私の屋敷下僕が部屋を整え化粧品の類を磨いていた。
『プラム！』
｢お嬢様！おかえりなさいませ！プラムは寂しゅうございました！｣
プラムは父上が初めて私に仕えさせた屋敷下僕妖精で、私の身の回りの世話をしながらセブと一緒に呪文を教えてくれたりした小さき教師でもある。
父上が私につけるという点で選んだのだ、当然優秀で賢い。
うちの家はマルフォイ邸のように屋敷下僕妖精にきつく当たるようなことは絶対にしない、高位貴族なら当然だしひとつの命だ。世話をしてもらっているのだから大切に扱わなければならない。
多分、こういう所はマルフォイ邸とは反りが合わないだろう。
プラムを抱きしめ、学校ともであったことや魔力が溢れ出たことなどこと細やかに伝えると、
｢お嬢様、魔力のコントロールは出来ていますが魔力というのは体の成長とともに大きくなるのです、……きっと、｣
きっと、のあとを言わないのは私を気遣ってだろう。
プラムは主に忠実だが優しすぎる。
『…いい、聞かせて』
｢……お嬢様の目の色は、将来的には完全に変わってしまうでしょう｣
『…………そう、やっぱりそうなのね、』
頭では分かっていることなのに、いざ言われると心に重りが落ちてきたようだった。
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Shio(プロフ) - 更新されてる…！これからも体調に気をつけて頑張ってください！ (2020年9月7日 19時) (
レス) id: 02207f4296 (このIDを非表示/違反報告)
雪狐 - 妊娠おめでとう御座います。お体に気をつけて下さい！これからも更新楽しみにしております！！ (2020年6月2日 21時) (レス) id: efc5c7c00a (このIDを非表示/違反報告)
ろずめろ(プロフ) - 妊娠おめでとうございます！コロナで大変な世の中ですがお身体にはお気をつけて頑張ってください！応援してます(^^) (2020年6月2日 0時) (レス) id: 890e0792a6 (このIDを非表示/違反報告)
ロォズ(プロフ) - 妊娠おめでとうございます！！ (2020年6月1日 16時) (レス) id: af5d25b1e3 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴ - レムアーム石ではなくペゾアール石では… (2020年4月16日 22時) (レス) id: 2cc7740b05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：輝夜 | 作成日時：2019年12月10日 10時
