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｢A！さっき凄かったじゃない！教科書を暗記しているの？｣
『何を言っているの？読むわけないじゃない。あれは基本中の基本よ？』
｢あなたの基本は私たちの基本じゃないようね？｣
パンジーは笑いながら隣にくる。
逆になぜわからないのか聞きたい。
｢それより、貴方スネイプ先生とも知り合いなの？｣
『どうして？』
｢だってスリザリンなのにあなたを当てるなんておかしいわ！スネイプ先生はスリザリン贔屓で有名なのに！｣
彼はそんなことをしているのか。
『……父がちょっとね』
｢そうなの!?すごいわね…｣
関心を見せてくる彼女の気持ちはきっと純粋。
けれど来年になれば見る目は変わるのだろう。
それも少し寂しく感じるのだろうか。
『……貴方は私がどんな人間でも仲良くしてくれるのかしら』
｢当然じゃない、何言ってるの？私は貴方が大好きだから一緒にいるのよ？｣
『……そう、ありがとう』
そう微笑むとパンジーは嬉しそうに笑った。
｢さ、次の授業は念願の箒よ！……グリフィンドールと一緒だけれど｣
『え？どうしてグリフィンドールと一緒なの？』
｢わからないわ、でも行きましょ｣
2人で授業のある庭へ行くとドラコがいた。
｢遅いぞ｣
『あら、ちょっと箒に乗れるからって調子に乗ったらダメよドラコ』
｢わかってる、けどグリフィンドールと一緒になりたくはないだろう？｣
そういうとチラッとポッターの方を見る。
口喧嘩でもしたのか。
『あまり関わらない方がいいわよ』
｢関わりたくもないけどあいつが目障りなんだ。｣
『ほら行きましょ？』
ドラコを連れて3人で並ぶと先生がやってくる。
｢こんにちは、皆さん｣
｢こんにちは、フーチ先生｣
｢アマンダも皆もこんにちは。いよいよ飛行訓練です。さぁ、ボーッとしていないで全員箒の左側に立ちなさい。
急いで！右手を箒の上に出して、はいっ上がれ！｣
全員が上がれ、と口に出すが上がる者は少なく、上がっても顔に当たる。
『……』
私が手をかざすと箒は素直に上がる。
それを見たパンジーが大声を出しそうだったので
シー、と合図をすると彼女の箒にかかっている魔法も解いた。
すると彼女の箒も上がる。
｢貴方、やっぱりすごいわ｣
｢A、僕のもやってくれ｣
『貴方のはマシよ、しっかりしなさい？』
そういうとドラコは手をかざし上がれと口にする。箒は上がる。ほら、出来たでしょう？
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Shio(プロフ) - 更新されてる…！これからも体調に気をつけて頑張ってください！ (2020年9月7日 19時) (
レス) id: 02207f4296 (このIDを非表示/違反報告)
雪狐 - 妊娠おめでとう御座います。お体に気をつけて下さい！これからも更新楽しみにしております！！ (2020年6月2日 21時) (レス) id: efc5c7c00a (このIDを非表示/違反報告)
ろずめろ(プロフ) - 妊娠おめでとうございます！コロナで大変な世の中ですがお身体にはお気をつけて頑張ってください！応援してます(^^) (2020年6月2日 0時) (レス) id: 890e0792a6 (このIDを非表示/違反報告)
ロォズ(プロフ) - 妊娠おめでとうございます！！ (2020年6月1日 16時) (レス) id: af5d25b1e3 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴ - レムアーム石ではなくペゾアール石では… (2020年4月16日 22時) (レス) id: 2cc7740b05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：輝夜 | 作成日時：2019年12月10日 10時
