名探偵の姉は一児の母

Episode ２ ページ4

「いらっしゃいませ！」


店員さんがその場(私達が座っている席の横)で止まって挨拶をした


「こんにちは！安室さん」


( ¯∀¯ )ﾍｪｰ
この店員さんは安室さんって言うのね


「こんにちは
蘭さん、園子さん、コナン君と子供たち、阿笠さんに沖矢...さんまで」


ん？蘭さん、園子さん、阿笠さんってあの人達よね？

私はその人達を見ようとして顔を上げると、バッチリと目が合った

やはり、私が知っている3人だった

先ほど目が合ったのは蘭ちゃん


「Aさん！？」


蘭ちゃんが私の名前を呼んだためみんなこちらを向いた


『久しぶりね
蘭ちゃん、園子ちゃん、博士』


私は居心地の悪さを感じながらもひらひらと手を振りながら言った


「「お久しぶりです！Aさん！」」


「本当に久しぶりじゃのー A君」


「あのお姉さん
蘭お姉さん達と知り合いなの？」


３人と挨拶を交わしていると、黒髪ボブカットの可愛らしい女の子が私の方を見て聞いてきた

蘭ちゃんはその女の子に目線を合わせるようにしゃがんだ


「そうよ、あのお姉さんはね
私の幼馴染みのお姉ちゃんなんだよ」


「違うでしょ、蘭！
幼馴染みじゃなくて旦那でしょ？旦那！」


ん？幼馴染みじゃなくて旦那？


『私がいない間にそんなに進んでたの！？』


「違います！
あいつとはただの幼馴染みです！」


私の言葉に真っ赤になって反論する蘭ちゃん

相変わらず可愛いわ


『残念だわ〜
蘭ちゃんみたいな可愛い子が...
いや、蘭ちゃんが新一のお嫁さんに来てくれれば凄く嬉しいのに』


私が右手を頬に添えて言うと蘭ちゃんは赤くなっていた

隣にいる園子ちゃんはニヤニヤしている


「それでよー
結局姉ちゃんは誰なんだよ」


「年上に向かって失礼ですよ、元太君！」


今度は男の子２人が口を開いた


『(*´pq｀)ｸｽｯ 初めまして
私は工藤 A
蘭ちゃんの幼馴染みの工藤新一の姉よ』


私は自己紹介をした

その後に全員自己紹介をしてもらった


「その子はAお姉さんの子供？」


ボブカットの女の子、基歩美ちゃんが聞いてきた

自分の膝の上を見てみるとさつきは退屈だったのか、静かに寝息を立てていた


『そうよ
この子は私の娘でさつきっていうの。仲良くしてあげてね？』


私がさつきの頭を撫でながら言うと蘭ちゃんと園子ちゃん、博士

コナン君...(多分新一よね？)

哀ちゃん(って志保よね？)

が、驚いていた

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