第6話 あなたも私もポッキー? ページ7
みれぃと友達同士であることをみんなに明かしてからしばらく経った
心配したような詮索をされることはなく、私たちはほっとしていた
ま、プリパラも学校も他に話題はたくさんあるしね
みれぃ「佐藤さん、行きましょう」
A「うん」
だから、こうして・・・、
"南委員長"のみれぃとも普通に一緒にいられるようになった
お弁当を一緒に食べたり、グループワークの班に入れてもらったり
ちょっとしたことだけど、私にとっては大きな変化で、
今はすごく幸せ♡
みれぃ「プリパラの前に寄り道していいかしら?」
A「いいよ、どこ行くの?」
☆
やってきたのは本屋さんだった
みれぃは迷わず奥の方へと進んでいって、私が入ったこともないコーナーで立ち止まった
みれぃ「これ。この先生の解説はいつもわかりやすいのよ」
手に取って私に見せたのは、えっと、法律の解説書?
そもそもタイトルの漢字からして読めないんだけど!
しかも分厚い!
みれぃ「これならあなたでも読めるんじゃないかしら?」
A「無茶言わないで・・・、」
こういう時、みれぃは私のずっと先の人生を歩いている気がしてしまう
一方の私はといえば・・・、
みれぃ「佐藤さんは何か見ていく?」
A「んー、一応漫画見てこうかな」
読む本といえば漫画ばっかりだし
私たちホントに釣り合ってるのかな、なんて
私ばっかりがみれぃのこと好きなんじゃないかって気がしてしまう
☆
A「あのさ、ごめんね」
みれぃ「なにが?」
プリパラへと歩きながら
言わなくてもいいのに、つい言ってしまった
A「私たち、共通の話題がプリパラしかないなって・・・、成績も釣り合わないし、みれぃの方がなんか大人で、私にはもったいないのかも」
みれぃ「はいはい、そこまで」
でもみれぃは、私の話を受け流すように遮った
みれぃ「あのね、こんな本、別に急いで買わなくてもいいのよ。でも、こういう時でもないと、プリパラの外の佐藤さんとは一緒にいられないから・・・、」
それって・・・、
みれぃ「佐藤さんは私にないものをいっぱい持ってるわ。私が一緒にいたいから付き合ってるの」
あ、"南委員長"の照れてる顔は初めてかも
思わずキュンときちゃう♡
A「たとえば?なになに?」
みれぃ「う・・・言うのは恥ずかしいんだけど」
不安になる時もあるけど・・・、
私たち、やっぱり相思相愛みたいです♡
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きらるり(プロフ) - rainさん» コメントありがとうございます!喜んでもらえたなら書いて良かったです(*゚▽゚*) これからも頑張ります♪ (2017年8月8日 8時) (レス) id: f49683637b (このIDを非表示/違反報告)
rain(プロフ) - 大分遅れてしまいました…!すみません!!リクエスト聞いて下さりありがとうございました!みれぃの可愛さも引き出せていて、とっても最高です!ありがとうございました!これからも頑張ってください! (2017年8月8日 1時) (レス) id: 7c94f7b176 (このIDを非表示/違反報告)
きらるり(プロフ) - 田舎のもやしっ子さん» コメントありがとうございます!キュンキュンするお話を目指したのでそう言っていただけて本当に嬉しいです!ありがとうございました(´▽`) (2017年7月1日 23時) (レス) id: f49683637b (このIDを非表示/違反報告)
田舎のもやしっ子 - 初めまして!めちゃくちゃキュンキュンしました…!素敵な小説をありがとうございます(*´-`) (2017年7月1日 12時) (レス) id: 4d50fd0230 (このIDを非表示/違反報告)
きらるり(プロフ) - プリパラ大好きさん» コメントありがとうございます!これからも頑張ります(´▽`) (2017年6月20日 21時) (レス) id: f49683637b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きらるり | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/krrr_homepage/
作成日時:2017年5月6日 15時