エピローグ ページ25
あれから少し経ったある日
私はちょっと浮かれていた
今日はなんてったってバレンタインデーだもん♡
地下パラに入ると、みんなが集まってちょっとしたパーティーになっていた
A「騒がしいのね」
みれぃ「A！遅いぷり！」
らぁら「来てくれたんだ！」
いろは「どうぞこちらへ、でございます」
適当に空いてる席に腰かけた
テーブルの上はお菓子の山だ
どれにしよっかな・・・、
A「あ、その前にこれは私から」
コスモ「グリーンのクッキーなんてテラコズミック斬新ね」
A「手作り抹茶クッキーよ」
あろま「このような食物は地獄でも見たことがない！」
みかん「いただきますなの！」
ガァルル「ガァルルも食べる！」
タッパーのフタを開けると同時にみかんが一枚かすめとった
シオン「あれだけ食べたのにまだ食うのか？驚天動地！」
ドロシー「Aにも見せてやりたかったよ、僕ら地下パラにお客を取られた紫京院ひびきの情けないツラ！」
レオナ「ちょっとドロシー・・・！」
ふふっ、と思わず笑みがこぼれる
たまにはこんな風にワイワイするのも悪くない
でも・・・、
そふぃ「楽しそうね」
そふぃが私のそばに来てくれた
やっぱりそふぃが隣にいないとね♡
A「甘いもの食べてファンシーモードかと思ってたのに」
そふぃ「ひびきからこれをね」
差し出したのは、レッドフラッシュの形のチョコ
げっ、ひびきのおかげかよ
A「そんなのどうせ誰かに作らせただけよ、それより私の特別なチョコを召し上がれ♡」
代わりに私が差し出すのは、そふぃのためだけに作ったスイートビターなガトーショコラ
ちゃんとリボンでラッピングまでしたんだから♡
そふぃはその場で開封してひときれを口に運んでくれた
すると・・・、
そふぃ「あっ、おいしぷしゅ〜〜〜〜・・・、」
クールなそふぃは空気が抜けるようにふらりと力が抜けて、私の腕の中で小さく収まった
そふぃ「甘くておいし〜♡」
そのままそふぃを膝に乗せて、椅子に座り直す
騒がしい雰囲気の中だけど・・・、
私たち二人の時間は穏やかに流れ始めていた
A「お疲れ様でした♡」
そふぃ「次は負けない〜〜、ふあ、でも今はこのままでいい〜〜〜・・・、」
そふぃは私の腕の中で目を閉じた
いつかはきっとまたライバルとして戦う運命の私たちだけど、今だけは・・・、
この幸せを噛み締めていたくて、私もゆっくりと瞳を閉じた
今度こそ完！
終わり
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きらるり(プロフ) - まりタン♪さん» いつもありがとうございます！今回もかっこよさを重視したのでそう言っていただけると本当に嬉しいです(´▽`) 次は続編ではないですがよかったらよろしくお願いします♪ (2016年8月28日 8時) (
レス) id: f49683637b (このIDを非表示/違反報告)
まりタン♪ - 綾鷹様とそふぃ様、かっこよすぎです！！ 新しい小説、楽しみにしています。頑張ってください！ (2016年8月28日 3時) (レス) id: 74733037cc (このIDを非表示/違反報告)
きらるり(プロフ) - かーなさん» ありがとうございます♪ちゃんと歌えるように書いたのでよかったら心の中で口ずさんで読んでください(´▽`) (2016年7月2日 14時) (レス) id: f49683637b (このIDを非表示/違反報告)
かーな - 歌詞のアレンジが素敵です！ (2016年7月2日 12時) (レス) id: 9f85a61d06 (このIDを非表示/違反報告)
きらるり(プロフ) - ましゅまろうさぎさん» こんにちは！コメントありがとうございます！好きになってくれてとても嬉しいです！(´▽`) もう終盤ですので最後まで書けるよう頑張ります♪ (2016年7月1日 18時) (レス) id: f49683637b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きらるり | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/krrr_homepage/
作成日時：2016年6月18日 15時
