第10話 絶対 ページ11
A「あ、意外とおいしい」
そふぃ「フフッ、よかった」
レッドフラッシュのピザ、温かいのですっぱさがやわらいで想像したほどヤバい味じゃない
変な食べ物であることは変わらないんだけど、好きな人はクセになるのかも
そふぃ「そういえばシペリア鉄道ツアーはどうだった？」
A「面白かったわよ、列車の中で現地の人と交流したりして、ロシア語も少しだけ教えてもらったの」
そふぃ「へえ、例えば？」
A「こんにちははプリヴィエト、ありがとうはスパシーヴァ・・・、」
ふとあることを思い立って、私は真面目な顔をつくった
A「
そふぃ「それは・・・、あ、いや、何となくわかったわ」
そふぃは恥ずかしそうに顔を伏せた
ふふっ♡
A「そっちはどうだった？って言っても、セレパラを見れば一目瞭然なんだけど」
そふぃ「大変だったけど、楽しいこともあったわ・・・、映画をたくさん見たり」
A「ああ、あの曲・・・、後から動画で見せてもらったわ、"ジェダイ"のそふぃ、悪くなかったわよ」
まあ、私たちのメイキングドラマ『バトルロンド・デュエット』に比べたら、
あんな光る棒はお遊びにもならないけどね
そふぃ「みれぃと約束したの、セレパラ歌劇団に残って、みれぃの振り上げた拳を受け止めるって」
A「そうなんだ」
そふぃ「だから負けないわ」
そふぃの瞳がキラリと光る
そふぃ「みれぃとの約束を守るためにも、私はあなたに勝つ」
A「そう簡単には勝たせないわよ、今のうちに言い訳を考えておくことね」
私たちはクスクス笑い合った
ああ、幸せだなあ
A「こんな言葉も教わったの、『リュボイ・ツェノイ』・・・、意味は『絶対』」
そふぃ「絶対？」
A「そう、でも直訳は『対価に何を支払ってでも』という言葉なの」
『絶対』、それは犠牲をいとわない覚悟の言葉
A「たとえどちらが勝ったとしても・・・、紫京院ひびきには負けない、
そふぃ「そうね、
そして私たちは日が暮れるまでおしゃべりした
学校のこと、プリパラのこと、友達のこと
素顔のままで話していると、いつもは言えないようなことまで言えてしまう気がして・・・、
帰ってきたらぁらに背中を押されるまでずっと、
私たちの会話が途切れることはなかった
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きらるり(プロフ) - まりタン♪さん» いつもありがとうございます！今回もかっこよさを重視したのでそう言っていただけると本当に嬉しいです(´▽`) 次は続編ではないですがよかったらよろしくお願いします♪ (2016年8月28日 8時) (
レス) id: f49683637b (このIDを非表示/違反報告)
まりタン♪ - 綾鷹様とそふぃ様、かっこよすぎです！！ 新しい小説、楽しみにしています。頑張ってください！ (2016年8月28日 3時) (レス) id: 74733037cc (このIDを非表示/違反報告)
きらるり(プロフ) - かーなさん» ありがとうございます♪ちゃんと歌えるように書いたのでよかったら心の中で口ずさんで読んでください(´▽`) (2016年7月2日 14時) (レス) id: f49683637b (このIDを非表示/違反報告)
かーな - 歌詞のアレンジが素敵です！ (2016年7月2日 12時) (レス) id: 9f85a61d06 (このIDを非表示/違反報告)
きらるり(プロフ) - ましゅまろうさぎさん» こんにちは！コメントありがとうございます！好きになってくれてとても嬉しいです！(´▽`) もう終盤ですので最後まで書けるよう頑張ります♪ (2016年7月1日 18時) (レス) id: f49683637b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きらるり | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/krrr_homepage/
作成日時：2016年6月18日 15時
