第4話 トモチケに想いを込めて ページ5
ウミヘビ「そこ!もっと腕をまっすぐ伸ばすニョロ!」
A「こうかな?」
ウミヘビ「ワン、ツー!ワン、ツー!」
次の日、私はそふぃに勝つための練習を始めた
こうなっちゃった以上、そふぃに見てもらうにはそふぃに勝つしかない
ウミヘビ「オッケーニョロ!ちょっと休憩するニョロ」
A「ふぁ・・・疲れたー」
とはいったものの、がんばるにも限界はある
初日からはりきりすぎてもうクタクタ・・・、
でも・・・、
A「北条そふぃ・・・、」
バッグからペットボトルと一緒にトモチケを取り出した
昨日パキったそふぃのトモチケ
彼女の隣に立つのは、絶対絶対、私なんだから!
私と同じ名前のお茶を一気に飲み干して、私はウミヘビのしっぽをひっつかんだ
A「よし、もう一回!」
ウミヘビ「ちょ、さすがにもう腕が動かないニョロ・・・、」
A「ウミヘビの腕ってどこよ!?」
☆★☆★☆★☆
その頃・・・、
†そふぃサイド†
あの子に出会ってから、私は少し変だ
いつもあの子のことばかり考えている
マネージャーのウサギは私に新しい世界と勝利を約束した
私は言われるがままにアイドルとしての生活を過ごしていた
でも・・・、
たくさんのファンや親衛隊に囲まれていても、
ステージの上で私はひとりぼっちだった
新しい世界で、私はひとり
勝利を手にした、私はひとり
私は本当に幸せなのかな?
そんなことばかり考えていたのに。
綾鷹A・・・、
あの日のステージで、私は確かに、
孤独という檻の外に立っていた
同じステージで競い合う、ライバル・・・、
そふぃ「また、一緒にライブ、してくれるかな・・・、」
あの子は言った。
『次は、負けない』
次のステージはいつなの?
また私を連れ出してくれるの?
トモチケの中のAはただキラキラ光って笑っているだけだった
つづきます
さっそくのコメントありがとうございます!
シリアス寄りのお話を考えていますがよろしければ続きをお楽しみください♪
18人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きらるり(プロフ) - まりタン♪さん» こんにちは!コメントありがとうございます!楽しんでくれて嬉しいです(*´∇`*) 続編もよろしくお願いします♪ (2016年4月24日 9時) (レス) id: f49683637b (このIDを非表示/違反報告)
まりタン♪ - 自分を想像しながら読めるっていいですね☆ ちなみに、私は「綾鷹まりな」としました!面白かったです☆続編読みまーす! (2016年4月23日 22時) (レス) id: 74733037cc (このIDを非表示/違反報告)
きらるり(プロフ) - ラブさん» ありがとうございます!ドレッシングパフェは私も好きです♪次は他のキャラたちも出してあげたいです。 (2015年6月7日 10時) (レス) id: f49683637b (このIDを非表示/違反報告)
ラブ(プロフ) - とっても面白いですよ♪ドレッシングパフェ出てる!! (2015年6月6日 15時) (レス) id: 4ed7fc1ff0 (このIDを非表示/違反報告)
かーな - 面白いです。ありがとうございます (2015年5月29日 19時) (レス) id: d4262e9599 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:きらるり | 作成日時:2015年5月6日 23時