【プリパラ】恋するフレアシャーベット

第1話 始まりは突然に ページ2

私が初めてその名前を知ったのは、デビューから少し経ったあるライブのあとだった

ホリックトリックを着こなす新人アイドルとして取材を受けていたとき
めがねぇさんのひとりが言ったの

めがねぇA「ホリックトリックといえば現在人気急上昇中の北条そふぃが有名ですが、彼女についてどう思いますか？」

え？誰？
最初はそう思った

A「さあ・・・聞いたことありませんけど、誰が相手でも私は負けません」

めがねぇB「それでは直接対決の可能性は？」

A「私の前に立ちはだかるのなら、受けて立ちます」

そして・・・、

プリパラを盛り上げるためのイベントとして
めがねぇさんに言われるがままに対決ライブの提案を受けた
その時の私は自分が負けるところなんて一度も考えたことがなかったから

北条そふぃ vs 綾鷹A

プリパラタウンはライブのポスターで埋め尽くされ
あっという間にライブの日がやってきた

私は全力を尽くして歌った
新しいメイキングドラマも出して、今までで一番すごいライブができたと思った

なのに・・・、


めがねぇC「勝ったのは、北条そふぃさんです！」


ライブ会場にひびきわたる歓声・・・、
その全部が北条そふぃに向けられていた・・・、

そしてステージで呆然としている私に、
北条そふぃは笑顔でこう言ったのだ


そふぃ「今日はありがとう・・・私の可愛い小鳥ちゃん♡」


そして・・・、

この日から私とそふぃの運命の輪は回りだした・・・、

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