検索窓
今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:58,563 hit

25話 ページ26

「では!これから授業を開始する!!グループは全員揃っているかな?」



96猫校長の声に志麻さんがコソッと説明をくれた。



「この学校ではグループで授業を受ける。簡単に言えば、これが一つのクラスってとこかな。」



聞けば、後輩に教えるのは全て先輩の役割だそう。



故に、先生と呼ばれる立場の人間はこの学校には96猫校長と歌詞太郎さんの2人しかいないのだ。



「今日は魔法の瓶を作ろうと思う。作り方はわかるよな?じゃあ、開始!!」



と96猫校長の鋭い声を合図に、各々が動き出す。



そらるさんは9個の小さな瓶をメンバー全員に配ると、自分の分をみんなに見えるように掲げて、



「今回作るのは魔力強化の魔法瓶。これを飲むと一時的に魔力が上がって力が強くなる。坂田の場合だったら、直接魔法をかけなくても治癒できるって感じかな。2人は得意魔法とかある?」



「ボクは炎です。一応氷属性の魔法も使えますけど、少し大きめ程度の雪玉を作るのが限界です。Aちゃんは…氷属性だけだそうです」



「了解。じゃあまふまふは炎属性、Aは氷属性の瓶を作ろうか。坂田は治癒魔法のね。他は好きに作ってていいよ。じゃあどうぞ。」



さっとみんなに指示を飛ばしてそらるさんはボクらの元へやってくると、毒々しい色をした草を机にどさっと置いた。



「これは食べれば魔力上昇の効果がある薬草。これだけじゃただ苦いだけで効果がないから、これに魔法を当てて…」



言いながらそらるさんは瓶に薬草を詰めると、そこに透き通る綺麗な水を注ぐ。



すると水を浴びた薬草が不意に輝き、それが収まった時には淡く光る水色の液体が瓶の中で揺れていた。



「これで完成。これを飲むと、魔力が上がって強力な魔法が使えたりするよ」

26話→←24話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (63 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
147人がお気に入り
設定タグ:歌い手 , ちょっとだけ実況者 , 魔法   
作品ジャンル:ファンタジー
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

くりふわ@想伝(プロフ) - 夢の中にいる名無しモブさん» ありがとうございます!!!!!!!!!!!おぉ!!!是非是非行きましょう!!!!!もちろん100万くらいの指輪を買ってくださr(((応援よろしくお願いします!!!!頑張ります!!!!! (2018年5月26日 7時) (レス) id: 77ed961b3e (このIDを非表示/違反報告)
かいち(プロフ) - 夜空ノ星さん» ともさん好きがいたー!!!くりふわさんの作品面白いですよね!(会話に勝手に入ってすみません(笑)) (2018年5月25日 7時) (レス) id: b861c38aee (このIDを非表示/違反報告)
夢の中にいる名無しモブ(プロフ) - 続編直前ですみません、関連ランキングで気になったので見てみたのですが、とても面白いです!夢主ちゃんかわゆい…うえっへっへ←実況者も出てきましたね!どっちも好きなので嬉しいです!続編も応援してますね!あ、結婚指輪買いにいきませんか?← (2018年5月24日 22時) (レス) id: 4b152f8869 (このIDを非表示/違反報告)
くりふわ@想伝(プロフ) - 夜空ノ星さん» はい!!!ともさんです!!!!(謎)わぁぁ!!!ありがとうございます!!!!頑張ります!!!!! (2018年5月23日 18時) (レス) id: 77ed961b3e (このIDを非表示/違反報告)
夜空ノ星 - ふぁっ!!ともさんだ!ありがとうございます!(大好きですなんです)くりふわさん凄く凄く好きでまいさく読んでます!これからも頑張ってください! (2018年5月22日 22時) (レス) id: 69a4237a0a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:くりふわぁぁぁぁああああ!!! | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年5月15日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。