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廉side
大「ちょっと待っててな」
「ん…」
ずっと俺の傍に居って、安心させてくれてた大吾。
俺に小さく伝えて有岡くんと3年を前に座らせる。
大「お前さ。俺の大切な同期に何してくれてんねん。マジで」
っ…
大「さっき聞いてたと思うけど、1歩間違えとったら最悪死。それを免れても何か後遺症が残ったかもしれへんねんで？」
有「今回は奇跡的に何もなくて、こうして廉くんは目を覚ましてくれてるけど」
大「お前らは一歩間違えれば、取り返しのつかん事をするところやったんやで」
大吾…。
有「そんな考えを持った人間が、社会に出ていいと思うな」
高A「そんなの言われたって俺ら未成年だし？少年保護法？で守られるんじゃね笑」
そう言ってケラケラ笑う高校3年生。
有「お前らもう18だろ？もう今の世の中、お前らは立派な大人。成人なんだよ。高校生だからって…未成年だからやってもいいって言う軽い気持ち、今すぐここで捨てろ」
高C「っ…」
大「廉がどんだけ痛い思い、怖い思いした思ってんねん。一生のトラウマやで。お前らの所為で廉。男性が怖くなってんねん」
っ、なんでその事…
まだメンバーにも、渡辺先生にもバレてへんのに。
数回しか会ってない、お前が気づいてんねん。
大「まだ俺らと目を合わせて喋ってくれるんが唯一の救いやけど。それも無くなったらって思うと俺、心底お前らに腹が立ってしゃーないねん。もう顔も見たないわ」
有「って事で、もう二度と。廉くんの目の前に現れんな」
そう言って有岡くんは高校生組を一斉に立たせて
外に居た警察官に引き渡した。
＊
＊
＊
大「廉！」
「っ、はぁっはぁっ…あり、がとっ…ございます、っ…はぁっ…」
大「今はお礼なんてええから、息整えよな？」
高校生たちが来た時から感じてた恐怖。
息が上がりそうなほど怖かった。またあの痛くて地獄のような日々がって思ったら
怖くて苦しくて堪らんかった。
けど、俺の事を守ってくれてる大吾たちを見てたら
言い出せんくて、必死に息が上がりそうなのを堪えてた。
んやけど…
高校生らが出てってもう大丈夫って思った瞬間
抑えられんくなって気づいたら過呼吸を起こして
大吾やみんなが優しく声を掛けてくれた。
有「廉くん」
大「廉！」
「っ＿＿＿」
そして限界やった俺は意識を手放してしまった＿＿。
ごめんな、こんな弱い俺で…
ちゃんとお礼言わなあかんのに、言えない後輩でごめんなさい…。
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黒瀬優花(プロフ) - ぴーこさん» ぴーこさん、こんにちは。お返事が遅くなってしまい申し訳ないです汗こちらこそ。素敵なリクエスト下さりありがとうございます。勝手に女性恐怖症を入れてしまい申し訳ないです。これからも私なりのペースでの更新になりますが、覗きに来てくださると嬉しいです。 (2022年9月25日 8時) (
レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーこ - ありがとうございます！ それと お話書いて下さりありがとうございます(^^) 女性恐怖症も追加して下さり 想像以上のお話でした！ とても感動しました。これからも黒瀬さんの作品楽しみにしてます！ (2022年9月24日 20時) (レス) @page43 id: f0755301c8 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - ぴーこさん» ぴーこさん、こんばんは。お返事が遅くなってしまい申し訳ないです汗承知いたしました。お応えするまでかなりお時間頂きますが必ず書かせて頂きますので待っててくださると嬉しいです^^ (2022年9月24日 18時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーこ - 黒瀬優花さん» はい！ それでお願いします🙇♀️ (2022年9月24日 12時) (レス) id: f0755301c8 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - ぴーこさん» ぴーこさんこんばんは☆コメント&リクエスト下さりありがとうございます。平野くん付き添い&看病という受け取りで大丈夫でしょうか？それでも大丈夫でしたら、書かせて頂きます！^^ (2022年9月23日 22時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2022年7月20日 20時
