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廉side
「そんな、こと…言われても…」
高G「俺、お前がすげー嫌いなの。見ててムカムカする」
ホンマ言われても困るんやけど、
この仕事をしてる以上、アンチが居る事
全員が全員、俺らの事を良く思ってへんことも知っとる。
高A「だから、日々のストレスの発散と、嫌いなお前に痛い目に合わせれたら最高じゃね?って話してたんだよな」
高B「そうそう。って事で、始めるか」
そう言った後、お腹に鈍くて強い痛みが走る
「っぐっ…げほげほっ…!」
高E「いい顔〜。もっとやっちゃおうかな」
そう言ってもう俺は人形のように
動かずこいつらにされるがまま。
「っ、いっ…はぁっ、っ…」
こいつらもバレたくないんか、流石に顔は狙ってこんかったけど
お腹や背中を重点的に狙われて
強い痛みの上に更にのしかかる痛み。
高F「先輩!こんないい道具見つけました!」
高A「お、やるじゃん〜」
っ、それっ…
そう言って1年の子が持ってきたんは、金属バットに鉄パイプ。
前にもそれで殴られたりしたことがあんねんけど
あれやばいくらい痛いねん。すぐに気を失ってしまうほど。
「っ、やだっ、それだけはっ…」
高D「あれ?なんか言ってるぞ、こいつ笑」
高B「気にすんな、どうせ俺らからは逃げれねーし笑」
そう言って容赦なく、手加減せずに
鉄パイプや金属バットを俺に向けて振りかざしてくる。
「っ、いっ…ぅ…」
高C「やっぱ面白いな、この遊び」
高G「ほんと、最高〜」
あぁ、こいつら勉強が出来過ぎるから
おかしなってしまったんやな。と何処か他人行儀な俺。
高A「俺らの今日の。ストレスが発散されるまで意識手放すなよ」
「っ…」
その言葉に何とか頷いて
俺は黙ってじっと耐えるだけ___。
*
*
高B「今日はこの辺にしとくか」
高C「だな。あ、お前携帯貸せよ」
高D「もたつくなよ」
そう言って俺のカバンを漁って
スマホを取り出すと何やら操作しとる様子。
もう俺は全身激痛で動くことも喋る事すらできひんくて
意識を頑張って飛ばさんように。
それだけを思って耐えてると、投げつけるように帰ってきたスマホ。
高A「俺らが連絡入れたらすぐに来いよ。言った時間より1分遅れるごとに、ペナルティ加算だからな」
と最後に言葉を残して
高校生軍団は古い建物を後にした。
そんな後姿を見つつ、出て行ったのを確認した俺は
バタン__と意識が途切れた。
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黒瀬優花(プロフ) - ぴーこさん» ぴーこさん、こんにちは。お返事が遅くなってしまい申し訳ないです汗こちらこそ。素敵なリクエスト下さりありがとうございます。勝手に女性恐怖症を入れてしまい申し訳ないです。これからも私なりのペースでの更新になりますが、覗きに来てくださると嬉しいです。 (2022年9月25日 8時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーこ - ありがとうございます! それと お話書いて下さりありがとうございます(^^) 女性恐怖症も追加して下さり 想像以上のお話でした! とても感動しました。これからも黒瀬さんの作品楽しみにしてます! (2022年9月24日 20時) (レス) @page43 id: f0755301c8 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - ぴーこさん» ぴーこさん、こんばんは。お返事が遅くなってしまい申し訳ないです汗承知いたしました。お応えするまでかなりお時間頂きますが必ず書かせて頂きますので待っててくださると嬉しいです^^ (2022年9月24日 18時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーこ - 黒瀬優花さん» はい! それでお願いします🙇♀️ (2022年9月24日 12時) (レス) id: f0755301c8 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - ぴーこさん» ぴーこさんこんばんは☆コメント&リクエスト下さりありがとうございます。平野くん付き添い&看病という受け取りで大丈夫でしょうか?それでも大丈夫でしたら、書かせて頂きます!^^ (2022年9月23日 22時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒瀬優花 | 作成日時:2022年7月20日 20時