6 ページ41
紫耀side
先「診た感じ、疲労から来る熱だと思います。熱が高いので点滴2本打って様子見ましょう」
「分かりました」
さっきは震えてた廉の身体も
今は震えが止まって、その代わり熱が上がってる。
先生が点滴してくれて
別室で横になって、点滴が終わるまで待っててください
と先生が言ってくれて、廉を優しく抱きかかえて
岸くんが点滴スタンドをカラカラと教えてくれて
先生に教えてもらった部屋に入って
真ん中の白いベットにそっと寝かせる。
岸「やっぱり上がったなぁ…」
海「うん。でも震えは止まったみたいで良かったよ」
神「だね。熱も高いけど、上がり切ったみたいだし」
玄「とりあえずは安心、かなぁ…」
皆の言う通り
震えは止まったけど、熱は上がり切ったみたいだから
とりあえずは良かったけど
42.5℃って、想像できないくらい
暑くてしんどいよな…。
*
*
1本目の点滴が終わりそうな頃
渡辺先生が来てくださって、点滴を追加してくれた。
先「これが5日分のお薬になります。朝晩、食後に飲ませてください」
「分かりました。いつもありがとうございます」
先「いえいえ。何かありました、オレンジのボタンを押してくださいね」
そう言って先生は部屋を後にした。
海「またお薬飲ませるの苦労しそうだね…」
「だね…笑」
岸「まぁ頑張ろう。ゼリー買ってかねーと。5日分も家にねーからな」
と、岸くんは家の冷蔵庫を
頭に思い浮かべながらそう言ってる。
「そうだね。帰りにスーパー寄ってこう」
岸「おう」
*
*
あっという間に2本分の点滴が終わって
先生が点滴を外してくれた。
先「飲み薬を全てのみ切っても、熱が39℃台後半ありましたら、受診してください」
「分かりました」
最後にそう説明を受けて
廉を抱き抱えて、車に戻って
家の近くにあるスーパーに立ち寄って
廉のお薬用のゼリーを買って家に帰った。
*
*
「廉の事、俺が看病していい?」
海「え…いいけど、急にどうしたの?」
「うん…俺さ、廉にめっちゃ酷い事言って、廉の事精神的にも肉体的にも追い詰めちゃったからさ…償いっていうか…廉に謝りたいし、熱を下げてあげたいんだ」
俺がそう言うと、みんな分かってくれたのか
いいよって言ってくれた。
玄「けど、俺らも居るから無理しないでよ」
「うん。分かった。ありがとう」
皆とそう約束して
俺は廉を抱きかかえて部屋に向かった
375人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒瀬優花(プロフ) - はるきさん、こんばんは。いつも移行時期にコメントを下さりありがとうございます。とっても嬉しいです。そうですね、ここ最近暑い日が続いてるので、はるきさんもお体に気を付けて夏を過ごしてください。part31も変わらずよろしくお願いいたします^^ (2022年7月19日 17時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - 黒瀬優花さん» 作者から見ました。無事30章を終えることが出来て良かったですね。ここ最近天気が悪かったり暑い日が続いてると思うので体調には気をつけて下さい。黒瀬さんも忙しい中いつも楽しいお話をありがとうございます。30章お疲れ様でした。31章も自分のペースで頑張って下さい (2022年7月19日 16時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - BTS。TXTファン(新田勇人にったはやと)さん» 新田さん、こんばんは。リクエスト下さりありがとうございます。看病役はKingの2人ですね。お応えするまでかなりお時間頂きますが、必ず書かせて頂きますので待っててくださると嬉しいです (2022年6月13日 22時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
BTS。TXTファン(新田勇人にったはやと)(プロフ) - こんばんわ!リクでインフルになるのをお願いしますm(_ _)m看病は平野 高橋でお願いします (2022年6月13日 22時) (レス) id: 8dd9a9feb2 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - BTS。TXTファン(新田勇人にったはやと)さん» 新田さん、こんばんは。お返事が遅くなってしまい大変申し訳ないです。リクエスト下さりありがとうございます。お時間頂きますが必ず書かせて頂きますので待っててくださると嬉しいです。 (2022年5月24日 18時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:黒瀬優花 | 作成日時:2022年4月11日 22時