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紫耀side
「廉、いつでもいいよ」
廉「んっ…っ…ふぅ…」
そう声を掛けてあげると
ふぅと深呼吸をしてその後、げほげほと
咳き込みながらゴミ箱に戻した。
岸「そうそう。ゆっくりな。焦んなくていいから」
吐き戻してる廉の背中を
優しく摩ってくれる岸くん。
俺は廉を横目で見守りながら
スポドリとタオルを近くに用意しておくことに。
廉「ふぅ…もう、楽になった」
岸「楽になった？良かった〜」
5分ほど、吐いてたら
漸く落ち着いたみたいで、小さな声だけど
そんな声が聞こえてきた。
「お疲れ様。スポドリでお口濯いじゃっていいからね」
そう言ってまず半分くらいを
コップに入れて廉に手渡すと
小さく口の中に含んでペッと袋の中に吐き出した。
それを数回繰り返したら
口の中がスッキリしたみたいで岸くんの腕の中に
グッタリと寄りかかった。
「口元拭かせてね」
廉(コクン)
新しいタオルで廉の口元を
優しく拭いてあげる。
廉「あり、がと…げほっ…げほっ…はぁ…」
「疲れたね。寝れたら寝ていいからね」
廉「んっ…」
それから岸くんとアイコンタクトを取って
袋を縛って下に捨てに降りた。
「新しい袋…あ！あった」
冷蔵庫の横に岸くんが
袋を束ねて置いておいてくれたみたいで
それを見つけて新しい袋を片手に廉の部屋に戻った。
＊
＊
「ただいま」
岸「おかえり」
「うん。廉はどう？」
岸「少し前にスポドリ飲んで、そしたら落ち着いたみたいで眠っちゃったよ」
「そっか、、食欲は無さそうだね…」
岸「うん。聞いたら気持ち悪いからご飯は無理そうって…」
そうだよね。
熱も高いから、気持ち悪さも出てくるよな。
したら、お粥なんて食べるどころの話しじゃないよね。
「まぁ無理は良くないからね。元気になったら食べればいいよね」
岸「そうだね。元気になったら沢山食べさせよ！」
そう元気になったら
そう岸くんと決めて、廉の寝顔を見守った。
＊
＊
それから1週間後…
廉「けほけほっ…ふぅ」
「少しづつ熱、下がってきてるね」
徐々に熱が下がってきた。
だけど、まだ岸くんへの
甘えたちゃんは終わってないらしく
微熱になった今でも岸くんにべったり
廉「ゆーたぁ…けほっ」
岸「おう。傍に居るからな」
このまま順調に熱も下がれば
甘えたちゃんも落ち着いて行くかな。
それは少し寂しいけど
少しづつ甘える事を覚えてほしいな。
End
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黒瀬優花(プロフ) - はるきさん、こんばんは。いつも移行時期にコメントを下さりありがとうございます。とっても嬉しいです。そうですね、ここ最近暑い日が続いてるので、はるきさんもお体に気を付けて夏を過ごしてください。part31も変わらずよろしくお願いいたします^^ (2022年7月19日 17時) (
レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - 黒瀬優花さん» 作者から見ました。無事30章を終えることが出来て良かったですね。ここ最近天気が悪かったり暑い日が続いてると思うので体調には気をつけて下さい。黒瀬さんも忙しい中いつも楽しいお話をありがとうございます。30章お疲れ様でした。31章も自分のペースで頑張って下さい (2022年7月19日 16時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - BTS。TXTファン(新田勇人にったはやと)さん» 新田さん、こんばんは。リクエスト下さりありがとうございます。看病役はKingの2人ですね。お応えするまでかなりお時間頂きますが、必ず書かせて頂きますので待っててくださると嬉しいです (2022年6月13日 22時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
BTS。TXTファン(新田勇人にったはやと)(プロフ) - こんばんわ！リクでインフルになるのをお願いしますm(_ _)m看病は平野 高橋でお願いします (2022年6月13日 22時) (レス) id: 8dd9a9feb2 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - BTS。TXTファン(新田勇人にったはやと)さん» 新田さん、こんばんは。お返事が遅くなってしまい大変申し訳ないです。リクエスト下さりありがとうございます。お時間頂きますが必ず書かせて頂きますので待っててくださると嬉しいです。 (2022年5月24日 18時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2022年4月11日 22時
