高熱・甘えた*Kisi・Sho ページ1
廉side
今日は月に1回のダンスレッスンの日。
何やけど…
そういう日に限って弱い俺の身体は
体調を崩してる確率が高いんよ。
んで、現に今日もそう。
「はぁ…しんどいっ…」
朝、ベットの上で
身体を起こさんくても分かる、身体の怠さ。
なんで、よりによって
今日に限ってしんどいんよっ…
と最早自分の身体の弱さに
苛立ちを覚えるほど。
まぁそんな事に苛立ちを覚えとっても
身体のしんどさが無くなるわけちゃうし。
とりあえず、熱測ろ…
絶対熱あるやんな。なんて思いながら
確信を抱きながらベットの近くの机に手を伸ばして
電源を入れて脇に挟む。
*
*
「はぁ…ふぅ…はぁ、」
体温計が鳴るまでの数秒の間が
とっても長く感じた。
ピピピッ…
「んっ…ふぅ…」
乾いた電子音が鳴って
怠くて重い腕を必死に動かして
体温計を脇から取り出した。
「ん、35.4℃…熱はないのか…」
ディスプレイを確認すると平熱で…
体感と表示の数字が違くてびっくりしたけど
それと同時に安心した。
よかった…
熱は無かった、これならレッスンに参加できる。
そう思って、自分は熱はない、元気やって
何度も言い聞かせてベットから起き上がって
着替えを済ませて下に降りると
紫「おはよ〜」
「あ、おはよう」
紫「よく寝れた?」
「え?寝れたで?」
紫「ほんと?ならよかったけど…」
紫耀が居って、降りてきてそうそう心配される。
そんなに酷い顔してるん?
そう思って鏡で自分の顔を確認すると
そこには真っ青な顔の自分が居った。
*
*
紫「はい、朝ごはん。岸くんがおにぎり握ってくれたよ」
「サンキュ」
紫「どうぞ」
紫耀からおにぎりを受け取って
椅子に座って頬張る。
「ん、うんま」
おにぎりなんて誰が作っても一緒やん
そう思ってたんやけど、やっぱり違う人が握ると
その人にしか握れん味があるんやなって
メンバーと一緒に暮らして初めて分かった。
紫「おいしい?良かったね」
「おん。さすがきっさんやわ」
紫「だね笑」
今日オフなのは俺と紫耀だけで
夕方からあるダンスレッスン以外はフリーなんよ。
紫「今日は何してる予定?」
「んー、次の仕事のインタビューとか書いたりしようかなって…」
紫「そか、適度に休み取りながらやるんだよ」
「おん」
紫耀と一緒に居ったら
不調がばれる気がして、早々に2階に上がった。
375人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒瀬優花(プロフ) - はるきさん、こんばんは。いつも移行時期にコメントを下さりありがとうございます。とっても嬉しいです。そうですね、ここ最近暑い日が続いてるので、はるきさんもお体に気を付けて夏を過ごしてください。part31も変わらずよろしくお願いいたします^^ (2022年7月19日 17時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - 黒瀬優花さん» 作者から見ました。無事30章を終えることが出来て良かったですね。ここ最近天気が悪かったり暑い日が続いてると思うので体調には気をつけて下さい。黒瀬さんも忙しい中いつも楽しいお話をありがとうございます。30章お疲れ様でした。31章も自分のペースで頑張って下さい (2022年7月19日 16時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - BTS。TXTファン(新田勇人にったはやと)さん» 新田さん、こんばんは。リクエスト下さりありがとうございます。看病役はKingの2人ですね。お応えするまでかなりお時間頂きますが、必ず書かせて頂きますので待っててくださると嬉しいです (2022年6月13日 22時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
BTS。TXTファン(新田勇人にったはやと)(プロフ) - こんばんわ!リクでインフルになるのをお願いしますm(_ _)m看病は平野 高橋でお願いします (2022年6月13日 22時) (レス) id: 8dd9a9feb2 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - BTS。TXTファン(新田勇人にったはやと)さん» 新田さん、こんばんは。お返事が遅くなってしまい大変申し訳ないです。リクエスト下さりありがとうございます。お時間頂きますが必ず書かせて頂きますので待っててくださると嬉しいです。 (2022年5月24日 18時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:黒瀬優花 | 作成日時:2022年4月11日 22時