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優太side
それから面会時間も終了になって…
海「置手紙、どうする…？」
「「…」」
そう聞いてきた海人の言葉に
いつもなら「誰が書くー？」なんて
即答するんだけど
今日は即答できなくて…
とそんな事をしてたら
ガラッとドアが開いて
びっくりして反射的にドアの方に
視線を移せば、廉の主治医の先生が居て
医師「すいません突然。話が聞こえてしまって…」
といいながら中に入ってきて…
眠ってる廉の胸に聴診器を当てながら…
医師「置手紙、書いてあげてください」
「え？」
視線は廉に向けたままでそう言ってきた。
医師「廉くん、毎朝…ではないですけど、僕に自慢してくれるんです。そのお手紙を」
それは俺ら兄弟でさえも初めて聞く
話で、その話に聞き入ってた。
医師「この手紙は誰が書いてくれてとか、この手紙のお陰で寂しくないんだ、とか本当に、幸せそうに嬉しそうにその手紙を見ながら僕に教えてくれるんです。だから、廉くんが起きるまで…いつも通り書いてあげてください」
それから先生はそれだけ言って
また病室を出て行った。
海「書いてあげよ。いつも通り」
「だな、廉もそれがいいよな」
先生の言葉のお陰もあって
いつも通り、
「誰書くー？」
と聞けば、みんないつも通り
俺！と手を挙げるから
じゃんけんで決める。
「よっしゃ！今日は俺！」
玄「よかったね」
そして今日は、久しぶりに
俺が書くことに…
俺、じゃんけん弱いから
あんまり書くことなかったから
めっちゃ嬉しくて、廉に手紙を書いて
近くに置いた
海「あ、優太にぃ日付」
「あ、わり」
海人にそう言われて、今日の日付を
書いてまた廉の近くに置きなおして…
「じゃあまた、お見舞い。くるね」
いつも通り、廉にそう声を掛けて
少しだけ重い空気のまま病室を後にした＿＿。
＊
それから家に帰って、みんな食欲はなかったけど
何か食べなきゃという事で、うどんを食べて
お風呂にいつも通りの順番で入って…
海「おやすみ」
「ん、おやすみ。よく寝ろよ〜」
と先に海人が寝に上がって
その次に、玄樹と勇太。
そして、紫耀が寝に上がり
俺はなんとなく寝るっていう気分に
慣れなくて、普段は開けないお酒を
片手にベランダに出て…
数年前の事を思い出していた＿＿＿。
----
長くなりそうな予感です
分かりやすく書いて行きたいと思ってますので
良かったら最後まで読んでください。
作者。
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、 - 😃⤴⤴ (6月27日 18時) (
レス) @page50 id: 1ac485f5e1 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - manaさん» manaさん、こんばんは。お返事が遅くなってしまい申し訳ないです。情緒不安定のお話しを読んでくださりありがとうございます。そうですね、どんな時も周りの方々のサポートと理解が必要ですよね。この話は特にそこを心がけて書いてたのでそう言ってくださって嬉しいです (2023年3月3日 20時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
mana - こんにちは。今回、廉くんの「情緒不安定」を読ませていただきました！周りのサポートって大事なんだなぁと改めて思いました！ (2023年2月21日 12時) (レス) @page13 id: da9b4cff38 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - 黒瀬 さくらさん» さくらさんおはようございます♪part20も私なりのペースで頑張っていきますのでよろしくお願いします（^^） (2021年2月1日 8時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬 さくら(プロフ) - おはようございます！もう、パート20ですか…早いです！これからも優花さんのペースで頑張ってください。これからも応援してます♪ (2021年2月1日 8時) (レス) id: 6ea3f9f285 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2021年1月18日 15時
