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海人side
それから少ししてようやく涙が止まって
紫耀にぃと2人お風呂から上がった
優「おかえり、さっぱりしたか？」
「うん、だいぶさっぱりした！ありがと！」
それから優太にぃ達もお風呂に入って
何となくみんな寝ずにリビングにいた。
廉の所にお見舞いに行った日は大体そう。
なんか得体のしれない不安に襲われちゃって…
眠いはずなのに、上手く寝付けなくて…
それに1人部屋で寝ると、嫌でも頭にちらつくから
廉の苦しんでる姿が＿＿。
＊
なんて考えてたら、後10分で日付が変わる時間になっていて…
玄「流石に遅いし寝よっか」
優「だな、明日廉の所朝早く行くって約束したし」
なんて玄にぃと優太にぃが言ったのを合図に
俺らも重い腰を起こして自分の部屋に戻った。
＊
かい…海人…海人！」
「んっ、にぃっ…？」
紫「おはよ、大丈夫か？泣いてたみたいだけど…」
そう言って俺の目元を親指で
優しく拭ってくれる紫耀にぃ
「ん、多分夢見たんだと思う。覚えてないけど…」
紫「そか、大丈夫か？」
「うん、大丈夫！廉の所行かなきゃね！」
紫「だな、朝飯食って行くか」
本当に何の夢見てたかなんて覚えてないけど…
自分が泣いてたってのを入れて考えれば
大体想像がつく。
なんて思いながらも、着替えを済ませて
下に居りれば温かそうな朝食が並んでいた。
＊
「「頂きます！」」
みんなで声を揃えて、優太にぃが作ってくれた
朝食を食べて、ちらっと天気予報を確認して…
紫「今日、気圧が低いのかぁ…」
優「ガチかぁ…」
なんで優太にぃと紫耀にぃがこんな会話をしてるかというと…
気圧が低いと、廉の心臓さんに負担がかかって
しんどくなってる日が多いんだ。
発作が出やすかったり、不整脈が出やすかったり
発作は出なくても胸が重苦しいとか…
とにかく廉にとって気圧が低いって言うのは
負担でしかないんだ。
＊
みんな天気予報を見た瞬間、同じ不安を抱えたと思う。
そんな不安を胸に、車に乗り込んで
紫耀にぃが今日は運転してくれて、病院へ向かった。
「れーん…って、寝てる」
優「まじ？…ほんとだ」
病室に入れば、スヤスヤと寝息を立ててる廉。
でも酸素チューブを付けて
時々顔を歪ませてるから、しんどいんだろうなぁ
なんて思いながらも、しんどいと寝れない時が
ある廉。だから寝れてるからまだいいのかなとも
思いながらみんな椅子を出して座って静かに見守った。
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、 - 😃⤴⤴ (6月27日 18時) (
レス) @page50 id: 1ac485f5e1 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - manaさん» manaさん、こんばんは。お返事が遅くなってしまい申し訳ないです。情緒不安定のお話しを読んでくださりありがとうございます。そうですね、どんな時も周りの方々のサポートと理解が必要ですよね。この話は特にそこを心がけて書いてたのでそう言ってくださって嬉しいです (2023年3月3日 20時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
mana - こんにちは。今回、廉くんの「情緒不安定」を読ませていただきました！周りのサポートって大事なんだなぁと改めて思いました！ (2023年2月21日 12時) (レス) @page13 id: da9b4cff38 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - 黒瀬 さくらさん» さくらさんおはようございます♪part20も私なりのペースで頑張っていきますのでよろしくお願いします（^^） (2021年2月1日 8時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬 さくら(プロフ) - おはようございます！もう、パート20ですか…早いです！これからも優花さんのペースで頑張ってください。これからも応援してます♪ (2021年2月1日 8時) (レス) id: 6ea3f9f285 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2021年1月18日 15時
