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廉side
今日、いつも通り7時くらいに目が覚めて
その瞬間分かった、気圧が低いことに。
俺の体は昔からそういう事に
敏感で…というか胸が苦しくなるから
分かるっていうか、、
「っ、はぁっ…はぁっ、、」
でも、胸が苦しいの何て
俺にとっては日常茶飯事で…
やからこんなの慣れとると思っても
苦しいのは苦しくて…
兄たちが来る少し前に
ナースコールを押せば、主治医の先生が来てくれて…
先「廉くん、どうした？」
「っ、はぁっ…苦し…い…はぁっ」
そう聞かれて、何とか声を絞って
言えば「気づかなくてごめんね」と
謝りながらチューブ式の酸素を付けてくれた
先「今日お兄さんたち来るんでしょ？その時、こっちの方が喋りやすいもんね」
そう言ってくれて
小さく頷いて、点滴も調整してくれて…
聴診器当てられて
先「うん、気圧低いからねぇ。今日はしんどいかも。もしなんか異変感じたり、発作起きたらナースコール押してよ？」
「ん、はぁっ…ありがと…」
先生はそう言って病室を出て行って…
気がついたら俺は眠ってたみたいやった＿＿＿。
「んっ…」
玄「あ、廉おはよ、しんどいね」
次に起きると、お昼手前で…
周りにはにぃ達が居てくれた。
「はぁっ…ごめ…せっかく、来てくれたのにっ…はぁっ」
紫「気にすんな。リクライニングあげるね」
そう言って、ベットの近くに付いている
リモコンをピピっと操作して
俺のベットの背もたれを起こしてくれて
そのお陰で少しだけ呼吸がしやすくなった。
＊
それから酸素も付けてるってことと
点滴が入ってるお陰で、思ってたより
悪化せずに夕方手前まで過ごせてた。
それから何となくの勘なんやけど
気圧が上がってる？というか
とにかく気圧が変わったお陰で
少しだけ朝よりしんどさが減った気がして…
海「あ、天気少しだけ良くなってる！」
と海にぃの声がして窓に視線を向けると
曇り空が少しだけ明るくなったような気がした。
＊
そしてここ最近、思ってたことがある。
主治医にも、にぃ達にも言ってへんかったこと。
それは「お散歩してみたい」ってこと。
俺は生まれてから1度も病院から出たことが無くて…
病室から出たとしても、屋内が基本やった。
後はたま〜に許可が出て屋上くらいで…。
この病院にはさんぽルートと言われる
道があるらしくその両端には沢山の木や花が
植えられてるんやって。
一度でいいから見てみたいなって。
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、 - 😃⤴⤴ (6月27日 18時) (
レス) @page50 id: 1ac485f5e1 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - manaさん» manaさん、こんばんは。お返事が遅くなってしまい申し訳ないです。情緒不安定のお話しを読んでくださりありがとうございます。そうですね、どんな時も周りの方々のサポートと理解が必要ですよね。この話は特にそこを心がけて書いてたのでそう言ってくださって嬉しいです (2023年3月3日 20時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
mana - こんにちは。今回、廉くんの「情緒不安定」を読ませていただきました！周りのサポートって大事なんだなぁと改めて思いました！ (2023年2月21日 12時) (レス) @page13 id: da9b4cff38 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - 黒瀬 さくらさん» さくらさんおはようございます♪part20も私なりのペースで頑張っていきますのでよろしくお願いします（^^） (2021年2月1日 8時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬 さくら(プロフ) - おはようございます！もう、パート20ですか…早いです！これからも優花さんのペースで頑張ってください。これからも応援してます♪ (2021年2月1日 8時) (レス) id: 6ea3f9f285 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2021年1月18日 15時
