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不幸117こ ページ3
side 真希
天井の紙が剥がれ落ちたと思うと、当たり1面に写真がビッシリと隙間なく貼り尽くされている。冷たい目で私を見る大貴さん。ああ、やめて、やめて、そんな目で私を見ないで！！
『はあ……真希は出来損ないね。あの子は良く出来ているのに』
『お前は牛島家に必要ない。出て行け。今すぐに』
やめて、やめて！
『やめてよ。私が好き好んでアンタの味方なんてするはずないでしょ？顔も見たくない』
ああああああ！！！！
「アンタがいるから。アンタなんて」
私はゆっくりとキッチンへ向かい、包丁を握る。殺しちゃえば良いんだよ。そうすれば、私を認めてくれる。そう！姉さんに似たアイツを殺してしまえば！！
「待てええぇぇぇ！！殺してやるっ！！！」走り出したあのコを包丁を振り回しながら追いかける。階段を上がりきると、あのコは部屋に入った。
あはは、残念だったね、アンタの部屋の合鍵は持ってるんだから！！！1階へ走って降りると、電気が消えた。ブレーカーが落ちた。手間かけさせやがって。
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★星空★(プロフ) - 凄く面白かったです!!これからどういう展開になるのか楽しみです！ (2016年2月21日 17時) (
レス) id: e2a776fb80 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - なんという展開…!!!!続きが楽しみですっ(*`･ω･´) (2016年1月3日 22時) (レス) id: 979170d6a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花粉の苺愛 | 作者ホームページ：http://uranai.
作成日時：2016年1月3日 22時
