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第一章:死にゆく彼女の行き先 ページ1
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ああ、またこの感覚だ。
身体が動かない。大の男数人がかりで止められているようだ。
意識も深い湖の奥から伸びて来た手に引きずり込まれるようだ。
2xxx年 X月 Y日
日本は地球外生命体による侵略を受けていた。それは日本だけにあらず、世界各国にへと現れており対策も軍事会議のお偉いがたに判断を任せている状態だ。そんな中、AAは空軍のパイロットとして迫り来る敵の飛行艇を撃ち落としていた。だが、基地へと帰還する途中大きな爆発が起き巻き込まれてしまった。
(玲、あなただけはどうか生きて…。愛情を、目一杯あげられなくてごめんね…。)
愛する我が子に心からの言葉を送る。3回目の何かに呑まれるような感覚に身を任せる。次はどんな世界にいくのだろうか。
(転生するのは三回目)
(元の世界に帰るには死ぬか、天寿を全うする)
(天女と違うのは生きてこの世界に来るか、死んで来るか)
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作者名:夢月 | 作成日時:2020年7月23日 15時