そして彼に惹かれていった

惹かれる＿17 ページ18

「じゃあ今1人ずつやってみろ」


笑顔でそう提案する

笑顔にもなるだろう、こんなお返し

凄いたまたまなんだけど、この状況お返しになってる気がするよ、みんな


「まずユンギからな」

「え、僕ですか⁈」


抗議を無視し、ユンギをステージの真ん中へ連れてくる

お返しならとことんやってやろうと思って、ちょっと動きをプラスする


「なぁ、ユンギ」

「うっ」

「呼んでよ」


同じようにユンギを正面に向かせて、バックハグをして、マイクに入るようにして耳元で囁く

俺も同じような状況だったんだよ


「う、あ…ゼル、ヒョン」


真っ赤にしながらそう言った

え、可愛い


「はい次ジミン」


ユンギを近くにいたナムジュンへ渡す

次はお前だからなという笑顔を添えて

ナムジュンはぎょっとしてた

ステージの真ん中に連れてきて、バックハグしてまた囁く


「ゼルヒョン」


お餅がやきもちになった！

めっちゃ赤いしめっちゃ可愛い

なんかお返しになってる、なんかわからないけどお返しになってる！

なんかアホの子みたい

次は宣言通りナムジュン

ナムジュンとユンギのところに行って、ナムジュンとジミンを交代

ユンギとジミンはお互い支え合ってた

骨抜き状態って感じ

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