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side S.I.
瑞｢次…ガリさん。｣
俺はさ。
ほとんど入所した時も同じだし。
特例、っていうとこでは同じようなものだから最初は何も感じてなかった。
というよりもその時、俺は優斗に対してのフラストレーションがあったから優斗と同じタイミングでローラー始めたAちゃんと優斗を比較しててさ。
なんで同じように教えてんのに優斗は出来ねぇのって思っちゃってたんだよね。
その時にAちゃんは個人差はある。
経験の差もある。優斗は0スタートじゃなくてマイナススタートだからって。
飲み込みに時間がかかってもその後は誰にも分からないって言ってくれて。
実際に優斗はそこからチートレベルで成長してってさ。
子供だった俺らを俯瞰から見て助けてくれてたAちゃんは俺の助けだった。
作ちゃんは知らないかもしれないけど本当に俺と優斗はAちゃんがいなければお互いを認め合うことはなかったぐらいお互いを毛嫌いしてた。
作ちゃんが正式にHiHiの一員になってから初の夏。
大学の試験があるって言ってAちゃんだけ大阪行けなかったじゃん？
その時に俺と優斗がまた揉めた時、一番の被害者だったはずなのにまとめてくれたのもお互いに謝る場を作ってくれたのもきっかけは全てAちゃん。
俺らがぶつかり合う時、緩衝材になるのも
俺らがバラバラになりそうな時、接着剤になるのも
必ずAちゃんだった。
Aちゃんに甘えてた部分が俺らは多すぎた。
特に俺は甘えてばかりでAちゃんがいなければ何もできない、言えない。
Aちゃんが頼りにくい環境を、関係を作ってしまったのは俺らのせいなんだ。
頼ってこないから大丈夫だろう。
無理してないから大丈夫だろう。
弱音を言わないから大丈夫だろう。
って、勝手に大丈夫だと思ってたのは俺らで。
そんな風に思ってたから。
話しにくかったんだよね。
女とか年齢とか気にしてないつもりだったのに、年上で大人な立ち位置で無理させて。
そういう立場にさせてしまったのは紛れもなく俺らだった。
だけど、康二くんには弱いところを見せてるAちゃんを見て俺は今のままじゃダメだと思ったんだ。
ただ遅かった。
気付くのが遅かったんだ。
『勝手にAちゃんの理想像を作りあげて、押し付けてごめん。』
Aちゃんの顔は見れなかった。
そのまま俺は作ちゃんの方を向いた。
『次…作ちゃん話す？』
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くれいじー。(プロフ) - ｶﾘﾝさん» コメントありがとうございます。そしていつもご覧頂いているようで本当にありがとうございます。少し書き直しをしていたため、パスワードを公開しておりませんでした。作品紹介ページの最後にパスワードのヒントを記載しております。そちらからよろしくお願い致します。 (2021年3月3日 23時) (
レス) id: 417b7086e1 (このIDを非表示/違反報告)
ｶﾘﾝ - あの、ずっとこちらの作品を愛読させている者なのまた、パスワードをかけないことは難しいのでしょうか？本当に大好きな作品なので続編を早く見たいです。お手数をおかけいたしますがご対応よろしくお願いいたします。長文失礼しました。 (2021年3月3日 23時) (レス) id: 7ac2aae209 (このIDを非表示/違反報告)
ｶﾘﾝ - あの、ずっとこちらの作品を愛読させている者なのですが、パスワードは本当に作間君の呼び方と夢主の誕生日なのでしょうか？開かないため続編を読むことが出来ません。なのでパスワードを変えたのであればそちらを教えて頂きたく思っています。 (2021年3月3日 22時) (レス) id: 7ac2aae209 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くれいじー。 | 作成日時：2021年1月15日 2時
