過干渉も時には必要 ページ32
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side Y.T.
俺が急いでAの家に向かえばロビーにいたメンバー。
涼｢待ってたよ、優斗。｣
はしもっちゃんが微笑み、みんながエレベーターホールに進む。
俺は状況が理解できなく、その場から動けない。
みんなが不思議そうに俺の方を見ている。
瑞｢あいに…話すために来たんだろ？｣
『うん。』
瑞｢俺らも…同じ気持ちだから。｣
ほら、行くぞ。と瑞稀くんはぶっきらぼうに言った。
俺は4人に駆け寄り、エレベーターへ乗り込む。
表示灯の数字がどんどんAの住む階へと近付く。
エレベーターが目的の階数に着いたことを知らせ、俺たちはAの部屋へと向かった。
ドアの前に立ち、インターホンを押そうとした時だった。
微かに中からガシャン！という音が聞こえたんだ。
俺らは顔を合わせる。
ドアに手をかければなんの抵抗もなく開くそのドア。
『……っ！A！』
俺たちは急いで中へ入った。
リビングへと繋がるドアを開けた先にいたA。
キッチンの近くでうずくまるようにしていた。
『おい！A。』
駆け寄りAの肩に触れ、顔を覗き込んだ。
「…え、優斗？なんでいんの、え、てか危ないから。」
『……は？って、うわ、何この匂い…酒？』
名前の足元には割れたビンのようなものと広がる液体が見えた。
｢え、なんでみんな…。とりあえずちょっとあっち座ってて。｣
状況が理解出来てないAと同じく理解出来てない俺ら。
とりあえず言われた通りにリビングに向かい、各々ソファやラグの上に腰かけてAが破片を片付け終わるのを待っていた。
｢…で？なんでいるの？｣
Aが片付け終わり、こちらへきた。
と同じタイミングで発せられたその言葉。
それもそのはずだ、ギクシャクしていたメンバーがインターホンもなしに家に上がり込んでるんだから。
みんな何も言おうとしない。
『ごめん、インターホン押そうと思ったとき家の中でなにか割れる音がして心配で。ドアノブ引っ張ったら開いたから…。』
Aの顔色を伺いながら恐る恐る言った。
｢だからって無断ではいるのは違う。｣
ピシャっと、正論をぶつけてくるA。
……ですよね〜。
返す言葉が見つからなくて肩をすぼめる。
少し不機嫌そうに話しているA。
それに限界が来たのか…、最近のイライラが積み重なったのか。
それに反応するように黙っていた瑞稀くんが言い返した。
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くれいじー。(プロフ) - ｶﾘﾝさん» コメントありがとうございます。そしていつもご覧頂いているようで本当にありがとうございます。少し書き直しをしていたため、パスワードを公開しておりませんでした。作品紹介ページの最後にパスワードのヒントを記載しております。そちらからよろしくお願い致します。 (2021年3月3日 23時) (
レス) id: 417b7086e1 (このIDを非表示/違反報告)
ｶﾘﾝ - あの、ずっとこちらの作品を愛読させている者なのまた、パスワードをかけないことは難しいのでしょうか？本当に大好きな作品なので続編を早く見たいです。お手数をおかけいたしますがご対応よろしくお願いいたします。長文失礼しました。 (2021年3月3日 23時) (レス) id: 7ac2aae209 (このIDを非表示/違反報告)
ｶﾘﾝ - あの、ずっとこちらの作品を愛読させている者なのですが、パスワードは本当に作間君の呼び方と夢主の誕生日なのでしょうか？開かないため続編を読むことが出来ません。なのでパスワードを変えたのであればそちらを教えて頂きたく思っています。 (2021年3月3日 22時) (レス) id: 7ac2aae209 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くれいじー。 | 作成日時：2021年1月15日 2時
