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『にしてもジャニオタなのにまさか女の子にハマるなんて、なぁ？』
『ねぇ、バカにしてるやろ。絶対見たらハマるで、あんたも。』
3人は思わず顔を合わせた。
後ろの女の子ふたりのうちのひとりがAのファンになっていたということに。
関西に来てまもないAもこうして着実にファンを作っていることを知り、何故か自分の事のように喜ぶ3人。
ただ、その喜びを共有する間もなく幕が開いた。
中々目の前まで来ないA。
まだ、名前が出ていないからこそ3人は名前を叫べるはずもなくただひたすら見入っていた。
その時だった。
フレッシュジュニアの一員として前に出てきた時、たまたま3人の目の前が立ち位置だったA。
最初こそ気付かなかったが、目線を落とした時に明らか葉月たち3人に気付き一瞬顔色が変わる。
3人は今日いちばんと言ってもいいくらいに盛り上がり、Aのステージを応援した。
その後は最後まで目の前へは来なかったが膜が降りたあともまだその席に3人は残っていたのだ。
葉｢……凄く輝いてたね。｣
誠｢あぁ。凄かった。｣
隼｢すっかりアイドルになっちまってたな。｣
三者三様でAへの想いを胸に抱き、係員に誘導されるがまま劇場の外へ歩を勧めた。
Aのパフォーマンス力、今までもダンスの発表会や大会へ応援しに駆けつけていた3人だったが今までよりも比べ物にならないほどの魅せ方になっていたことに気付き少し手が届かない人になってしまったと落ち込みを見せる葉月。
ただ、それだけここで頑張っている姿を目の当たりにしてより一層自分たちの親友を誇りに思っていた。
葉月が写真撮ってくるから、と劇場の名前が映るところで思い出用の写真を撮る姿を見届けているふたり。
誠｢ファンの子、泣いてたな。｣
隼｢あぁ、Aもその子が自分のファンだって気付いてた気がする。｣
誠｢俺たち見つけた瞬間目ぇ逸らしたのは許さねぇ！｣
隼｢おいやめろって。｣
っははは！とその場には似つかわしくない笑い声で笑うふたり。
その時、ふたりの携帯が同時になる。
もしかして、と思い携帯を開けばグループにとある住所と時間が送られてきていた。
隼｢おっと、呼び出し？｣
誠｢まさかの、ですわ。｣
隼｢先いくか、おーーい、葉月！｣
葉月もメッセージに気付いたのか、駆け足でふたりの元へ戻ると指定された所へと向かった。
この時をきっかけに3人は自分たちの道を徐々に見つけ始めていった。
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くれいじー。(プロフ) - ｶﾘﾝさん» コメントありがとうございます。そしていつもご覧頂いているようで本当にありがとうございます。少し書き直しをしていたため、パスワードを公開しておりませんでした。作品紹介ページの最後にパスワードのヒントを記載しております。そちらからよろしくお願い致します。 (2021年3月3日 23時) (
レス) id: 417b7086e1 (このIDを非表示/違反報告)
ｶﾘﾝ - あの、ずっとこちらの作品を愛読させている者なのまた、パスワードをかけないことは難しいのでしょうか？本当に大好きな作品なので続編を早く見たいです。お手数をおかけいたしますがご対応よろしくお願いいたします。長文失礼しました。 (2021年3月3日 23時) (レス) id: 7ac2aae209 (このIDを非表示/違反報告)
ｶﾘﾝ - あの、ずっとこちらの作品を愛読させている者なのですが、パスワードは本当に作間君の呼び方と夢主の誕生日なのでしょうか？開かないため続編を読むことが出来ません。なのでパスワードを変えたのであればそちらを教えて頂きたく思っています。 (2021年3月3日 22時) (レス) id: 7ac2aae209 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くれいじー。 | 作成日時：2021年1月15日 2時
