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葉｢わぁ、大阪来ると幸せになる〜、、、活気溢れてるねぇ〜…｣
キャリーケースを持った女の子が新大阪駅に降り立ち、そう呟く。
その女の子ふたりの後ろには男の子がふたりいた。
誠｢それにしても良くチケット当てたよな〜。｣
隼｢クリスマスイブにクリスマス、言わばいちばん取りにくいだろ？｣
葉｢私のAに対する想いの強さ、だよ！｣
隼｢けどあいつが出るかなんて、わかんねぇじゃん。｣
葉｢う、、だけど、ほら！ほんちゃんでもあるんだから可能性高いよ！関ジュ担歴長い私に任せなさい！｣
コンサート前に腹ごしらえだよ〜っ！とふたりの腕を引っ張る、女の子。基、葉月。
葉月は幼い頃から年の離れた姉の影響を受け、関西ジャニーズJrが好きだった。
その頃から毎年冬や春は大阪へと来て、コンサートに参加するのがお決まり。
慣れたように店へと入り、たこ焼きを頬張る3人。
そういえば、と思い返したかのように誠が口を開く。
誠｢A｣には言ってるの？来てるって。｣
葉｢まっさか〜、サプライズだよ。サプライズ。｣
隼｢…はぁっ！？おま、サプライズなんて…｣
葉｢Aなら絶対見つけてくれるよ。｣
誠｢どこからその自信が湧いてくるわけ…｣
葉｢だってこれ。｣
葉月がカバンから取り出した3切れの紙。
それを覗き込む隼也と誠。
それを見てふたりは動作がすべて止まった。
鼻高々と見せびらかす葉月は胸を張ってこういう。
葉｢だって、今日。最前だもん。｣
そう、葉月が手にしていたものは今日の公演のチケットでしかも席は最前だった。
これなら絶対に見つけてくれるという自信が葉月にはあったからこそふたりを連れてきた。
呆気に取られるふたりを横目に携帯を見ればもうそろろここを出ないと公演に間に合わない時間で、ふたりを急かす葉月。
あれよこれよと、何も分からないまま葉月についていく隼也と誠。
気付けばペンライトを渡され、気付けば松竹座の席に座って待っていた。
周りを見渡せば女の子ばかりで肩身が狭い思いをする。何をしたらいいのかわからず、まだ降りている幕をじっと見つめていた時だった。
後ろの女の子ふたりの会話が3人の耳に入ってきた。
『ねぇ、今日こそおるかなぁ…』
『おるやろ。だって、24日やで？』
『名前も分からんし、まいジャニにも出えへんからコンサート来るしかあらへんのに…』
『にしてもジャニオタなのにまさか【女の子】にハマるなんて、なぁ？』
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くれいじー。(プロフ) - ｶﾘﾝさん» コメントありがとうございます。そしていつもご覧頂いているようで本当にありがとうございます。少し書き直しをしていたため、パスワードを公開しておりませんでした。作品紹介ページの最後にパスワードのヒントを記載しております。そちらからよろしくお願い致します。 (2021年3月3日 23時) (
レス) id: 417b7086e1 (このIDを非表示/違反報告)
ｶﾘﾝ - あの、ずっとこちらの作品を愛読させている者なのまた、パスワードをかけないことは難しいのでしょうか？本当に大好きな作品なので続編を早く見たいです。お手数をおかけいたしますがご対応よろしくお願いいたします。長文失礼しました。 (2021年3月3日 23時) (レス) id: 7ac2aae209 (このIDを非表示/違反報告)
ｶﾘﾝ - あの、ずっとこちらの作品を愛読させている者なのですが、パスワードは本当に作間君の呼び方と夢主の誕生日なのでしょうか？開かないため続編を読むことが出来ません。なのでパスワードを変えたのであればそちらを教えて頂きたく思っています。 (2021年3月3日 22時) (レス) id: 7ac2aae209 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くれいじー。 | 作成日時：2021年1月15日 2時
