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七｢それははしもっちゃんもでしょ？｣
『え？』
七｢はしもっちゃんはずるいよ。｣
七｢全部気付いてるのに気付いてないふりがうまい。ぶつかって争うことから逃げてる。｣
七｢俺らなんてそのぐらいの時バチバチだったよ。｣
閑｢そうそう、それこそ如恵留としめなんて不仲どころじゃ収まらないぐらいの不仲だったのに。｣
今でこそグループとして成立してるTravis。
それは俺でも知ってるぐらいJr内では有名な話だった。
七｢SnowManだってさ、沢山のことを乗り越えてグループになってデビューしてるんだよ。｣
七｢なのに今のはしもっちゃんは優しさ故にずるい。｣
七｢そんなんであいが救われるとは思わない。｣
しめちゃんが言うことはごもっともだ。
俺はいつもそう。
みんなが嫌がるだろうなってことは引き受けて、みんなが辛い思いするだろうなってことは自ら選んで。
けどそれがみんないい思いのできる事だと思ってたから。
今回だって、自然に身を任せていい方向にいくように立ち回ればいいかとばかり考えてた。
それは俺たちの衝突を避けてたから。
あいちゃんが壊れることを避けてたから。
……ただ、今かもしれない。俺らが本当の意味でぶつからなきゃいけないのは。
壊れそうになれば全部俺が支える。
消えてしまいそうになれば全部俺が捕まえる。
HiHi Jetsは6人でHiHi Jets。
これは去年、俺たちがしっかり口にして決めたこと。
『そう、っすよね〜。』
俺はんーっと伸び、カバンを手に取って立ち上がる。
『3人のおかげでどうしたいか覚悟決まりました。』
如｢うん。今からあいちゃんに会いに行くの？｣
『はい。瑞稀がもしだかさんたちといるなら…あいつも来るはずです。』
『敢えて連絡はしないですけどね。』
七｢俺はまた6人がバカしあって笑ってる姿が見たい。｣
閑｢それに6人の素の世界観をMVにもして欲しいしね。｣
『Travisのみんなにも認めてもらえるぐらい最高なもの作るんで。覚悟しててください。』
如｢いうね、はしもっちゃん。｣
『話、聞いてくれてありがとうございます。行ってきます。』
俺は3人に軽く会釈をしてスタジオから出る。
きっと如恵留くんの事だからだかさんに連絡でもしてるだろうな。
となれば瑞稀だって来ないわけない。
あの意地っ張りだってなんだかんだメンバー想いなわけだし、自分の居場所がなくなるのは嫌なんだって分かってる。
俺は急いであいちゃんの家へと向かった。
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くれいじー。(プロフ) - ｶﾘﾝさん» コメントありがとうございます。そしていつもご覧頂いているようで本当にありがとうございます。少し書き直しをしていたため、パスワードを公開しておりませんでした。作品紹介ページの最後にパスワードのヒントを記載しております。そちらからよろしくお願い致します。 (2021年3月3日 23時) (
レス) id: 417b7086e1 (このIDを非表示/違反報告)
ｶﾘﾝ - あの、ずっとこちらの作品を愛読させている者なのまた、パスワードをかけないことは難しいのでしょうか？本当に大好きな作品なので続編を早く見たいです。お手数をおかけいたしますがご対応よろしくお願いいたします。長文失礼しました。 (2021年3月3日 23時) (レス) id: 7ac2aae209 (このIDを非表示/違反報告)
ｶﾘﾝ - あの、ずっとこちらの作品を愛読させている者なのですが、パスワードは本当に作間君の呼び方と夢主の誕生日なのでしょうか？開かないため続編を読むことが出来ません。なのでパスワードを変えたのであればそちらを教えて頂きたく思っています。 (2021年3月3日 22時) (レス) id: 7ac2aae209 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くれいじー。 | 作成日時：2021年1月15日 2時
