心の声 ページ22
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side R.H
今日もだ。
今日もまた、優斗とあいちゃんはギクシャクしている。
それを見て瑞稀はイライラしちゃってるし、最年少ふたりはどうしたらいいのか分かってないみたい。
けど、どうしたらいいのか分からないのは俺も同じ。
こんなこと。初めてだから。
個人仕事で誰かと一緒になれば話すことはできるのに、良くも悪くも最近はもっぱらグループ仕事ばかりだ。
『全員の心の声が聞こえればいーのに。』
スタジオの外にある椅子に腰かけ、そう呟いた声は少しだけ響いて消えていく。
ここにどれだけいたのか分からないぐらいぼーっとしていた。
考えても考えても答えが出なくてただ時間が過ぎる一方だ。
俺に近付いてくる複数の声と足音が聞こえ、
それが俺の意識を現実に引き戻す。
音のする方へ顔を向けてみれば見覚えのある人たちがそこにはいた。
如｢…あれ？はしもっちゃんじゃない？｣
閑｢本当だ。｣
『お疲れ様です。』
七｢お疲れ、何してんの？ここで。｣
『ちょっと考え事してて。』
俺の前に現れたのは如恵留くん、しめちゃん、閑也くんだった。
如｢俺らが力になれるか分からないけど話なら聞くよ？｣
閑｢ちょうど仕事終わったし。｣
3人が俺の座っている近くに腰かけた。
先輩たちに心配はかけたくないし、なんだかんだあいちゃんに過保護な3人に話すのも違うかな…ということも頭によぎったけど俺は話す覚悟を決めた。
『少しだけ、聞いてもらってもいいですか？』
俺はMV撮影の日から今日に至るまでを簡潔にまとめて話した。
あくまでも俺らが解決することだから本当に簡潔に。
『＿＿と、いうことがあって。今なんて言うか皆が皆どうしたらいいのか迷ってる感じ…なんですよね。』
如｢やっぱり。｣
『やっぱり？』
如恵留くんは俺の話を聞いて、点と点が結びついたかのように納得した。
如｢この間、クイズ部をリモートでした時にね。大晴が言ってたことがあって。｣
如恵留くん曰く、福本くんがあいちゃんの異変に気付いてたみたいで誰か知ってるかと問われたらしい。
如｢克樹も最近楽器練習誘われないって話しててさ、嶺亜とかと瑞稀に話でも聞いてみよって流れになったみたいで。｣
如｢今日、ご飯誘ってみるって言ってたよ。｣
『そうなんですか…。けど、瑞稀変なとこで意地張るからな…。』
はは、と俺から笑いがこぼれる。
その時だ。
七｢それははしもっちゃんもでしょ？｣
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くれいじー。(プロフ) - ｶﾘﾝさん» コメントありがとうございます。そしていつもご覧頂いているようで本当にありがとうございます。少し書き直しをしていたため、パスワードを公開しておりませんでした。作品紹介ページの最後にパスワードのヒントを記載しております。そちらからよろしくお願い致します。 (2021年3月3日 23時) (
レス) id: 417b7086e1 (このIDを非表示/違反報告)
ｶﾘﾝ - あの、ずっとこちらの作品を愛読させている者なのまた、パスワードをかけないことは難しいのでしょうか？本当に大好きな作品なので続編を早く見たいです。お手数をおかけいたしますがご対応よろしくお願いいたします。長文失礼しました。 (2021年3月3日 23時) (レス) id: 7ac2aae209 (このIDを非表示/違反報告)
ｶﾘﾝ - あの、ずっとこちらの作品を愛読させている者なのですが、パスワードは本当に作間君の呼び方と夢主の誕生日なのでしょうか？開かないため続編を読むことが出来ません。なのでパスワードを変えたのであればそちらを教えて頂きたく思っています。 (2021年3月3日 22時) (レス) id: 7ac2aae209 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くれいじー。 | 作成日時：2021年1月15日 2時
