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10 親友さんと 〜テグン〜 ページ10

「よし終わった!
 じゃ、話そう!」
「...?」

誰なんだろう この人は

いきなりAを部屋に連れてって

でも、車を見る限り、さっきAが乗っていった車で来たから
きっと親友か何かなんだろう

僕はこの人に言われるままに、リビングまでついていく
置いてったら早く帰ればいいのに、どうして話そうなんて思うのか

...めんどくさいなぁ

リビングの電気をつけると、この人はすぐにソファーに座って
僕を隣に座らせようとする

「いいじゃん!男同士でしょ?」

正直嫌で、僕は顔を横にふる
そんな僕を見て、何故か笑うと、
立ち上がって僕を強制的にソファーに座らせると
押さえつけながら隣りに座った

「!?」
「まあまあ、少し話したら帰るからさ
 我慢してよ!」

満面の笑みを僕に向ける

どうやら僕はコイツが苦手だ



「よし、じゃあ自己紹介しよう!」

パンッと手を叩くと、ソファーの上で正座をし、僕の目を犬のように見つめる

「僕の名前は、チャ・ハギョン 26歳!
 Aの永遠の親友!永遠親友以上恋人未満!
 勘違いはしちゃダメだよ!
 そして、これから君の永遠のお友達!いや永遠の親友になる男!
 よろしくね!」

元気よく挨拶すると、頭を下げた
僕はそれに慌てて、なぜか自分もソファーに正座した

「かお、あげて」

そう言うとハギョンさんは顔を上げてまたあの笑みで
早く言えよ、という感じで見つめてきた

本当は知らない人になんか言いたくないけど
きっと長い付き合いになるだろうから、僕は聞こえか聞こえないかぐらいの声で言ってみた

「ジョン・テグン 26歳
 つい先日、この家に、住ませてもらった
 仕事は、服屋と、花屋
 夢は、歌手」

それだけ言うと、静かに僕は頭を下げた

数秒の沈黙、そして歓喜の声

「僕と同い年!そして、夢は歌手!?
 ちょっと!僕達気が合いそうじゃないか!
 しかも、花屋とか!イケメンじゃん!ちょっとちょっと!
 おおおおおおお!」

ハギョンさんは僕の頭を強引に上げると
いきなり僕を抱きしめた

「いたい...」
「ホンビン以来の逸材だ!
 こんなに気が合うのは!」


「ホンビン...?」



それは僕の良き相棒である人の名前

どうして、ここでホンビンの名前が出てくるのか

11 以外な接点とケリ 〜ハギョン〜→←9 酒 〜ハギョン〜



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作品ジャンル:恋愛
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すん姫 - ユウリさん» お返事遅くなってすみません。私自身も小説書き始めて名前をまた変えさせて頂きました笑 更新これからも頑張ってくださいね。いつでも待ってます^^元、HaNeulでした。 (2016年2月28日 20時) (レス) id: d59b00d7ae (このIDを非表示/違反報告)
ユウリ(プロフ) - HaNeulさん» お久しぶりです たくさんコメントしてくださったのに.... 更新が遅く申し訳ありません (2015年11月16日 18時) (レス) id: 693efd31b4 (このIDを非表示/違反報告)
HaNeul - バイト、ばれたらまずそうwwヒョっくん、ばれちゃだめだ!!wお久しぶりです、HaNeulことユク・ハヌルですw覚えてますか?w (2014年12月20日 20時) (レス) id: c9ca713a15 (このIDを非表示/違反報告)
HaNeul - そりゃぁキスは恥ずかしいでしょ!^^ (2014年12月14日 20時) (レス) id: c9ca713a15 (このIDを非表示/違反報告)
HaNeul - 更新待ってます!頑張って!^^ (2014年12月7日 19時) (レス) id: c9ca713a15 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユウリ x他1人 | 作成日時:2014年10月24日 21時

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