Lain is Love 〜VIXX LEO〜

24　息抜きしましょう ページ24

「明日から、ホンビンのところ行かなきゃ...」
「頑張ってくれよ」

疲れた体を、椅子に預けながら、ボーっと天井を見上げる

正直言って、これからどうしようか迷っている

テグンのデビュー計画もこれから始まるだろうし
でも、正直言っていつになるかがわからない

そんな私がおかしいのか、ハギョンがいきなり首にキンキンに冷えたスポドリを当てた

「冷たっ！」
「息抜きするか
　４人で」
「え？」

そう言ったハギョンの顔はやけに楽しそうな顔をしている

「何よその顔」
「ほら、これ」

そういって出したのは
ダンスコンテストの紙だった

「あんた、何言ってんの？
　うちらは仮にもプロだし、こういうところ...」
「ここに書いてあるだろ
　プロでも出ていいーの」

確かに書いてはあるけれど...

スポドリを少し飲むと
もう諦めたように私は言う

「メンバーは？」
「俺とお前とウォンシクとサンヒョク」


『テグンは？』

そんな疑問が頭に浮かんで消える

はぁ、何でそんなこと思ったんだろ...
テグンはダンスレベルそんな高くないはずなのに

「でも、予定は合うの？」
「さぁね
　でも、皆ダンスを愛してる仲だよ
　集まるに決まってんだろ」

そういって、ハギョンは
仕事仕事、と言って、音楽を流し始めた


ハギョンのダンスは音楽に合っていると言うか
表現力がすごすぎると言うか
なんというか、言葉にできないくらいすごい

だからあの時、私はハギョンと一緒にダンスをしたいと決めてこの道を歩んできた



ダンスに見惚れていると、ドアが鈴を鳴らしながら開いた

「こんにちわ〜」


ハン・サンヒョク

私が一人前に、そしてプロへ導くと

かつて私にダンスを教えてくれた師匠に誓った子

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