僕の気持ち (ページ3)

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一大事件② ページ3

慎んぴゃぁ
ジ大きくズドンズドン
父こっち向いてー
パシャッ
あー。あの時、楽しかったなぁ
北ﾋｸｯ、ｸﾞｽｯ
優ｼﾞｰｯ
樹 ……
大ﾄﾝﾄﾝ
たーにぃが背中とんとんしてくれてる、、
ねむ…
大寝ちゃいな～？
最後にたーにぃの言葉を聞いて、僕は深い眠りについた。

慎太郎 side
ジねぇ、ゆーにぃさ、北斗にあんなこと言ってよかったのかなぁ？
慎 ……どうだろうね。
機械音だけが鳴り響く病室で、ボソッと呟いた。
ｺﾝｺﾝ
ｶﾞﾗｯ
優留守番、ありがとう。
大ほく～？
北ﾋｸｯ
ｺﾝｺﾝ
先ちょっと、お話いいですか？
そう言われて、個室に移った。
先お母様たちは、とても危険な状態です。いつ急変してもおかしくないくらい。
優はいっ…
先私達も最善を尽くします。ですが、最悪の場合も覚悟しておいて下さい。
そして、もし目覚めたらすぐにナースコールを押してください。
大はい。
先それでは、、
そして病室に戻れば、北斗はぐっすり寝てた。
泣き疲れたみたい。まだ幼さが残る子に、現実を突きつけるのは辛いよな…
樹なぁ、北斗には伝えるの？
慎俺は、伝えても、伝えなくても、、いいと思う。
大知ったら知ったで辛い思いをする。ただ、知らない状態で危険な状態に陥った時に傷つくのも北斗。
優言おう。ありのまま。
ジほくちゃん……
北 zzz
笑ってる。小さい頃の夢でも見てるのかな？
そして、あーだこーだ話し合って1時間くらい。
北ﾊﾟﾁｯ…
大ほく？おはよう。よく寝たね？
北ぁ…
慎ん？
北ぁ…ぅ…
ジ声出ない？
北 (｡｡`)ｺｸ、ｸﾞｽｯ
大大丈夫だよ～
優ほく、お話、聞いて？
北っ…ﾌﾙﾌﾙ
大ほく、お願い。聞いて。
北ﾋｯｸ、ｸﾞｽｯ
優あのね、母さんたち、今凄い危険な状態なんだって。いつ急変してもおかしくなくて、もう二度と会えなくなるかもしれないの。
だから、ずっとそばにいてあげて？ほくも母さんたち大好きだし、母さんたちもほくのこと大好きだから。ね？
北っん、ｸﾞｽｯ
樹いっぱい泣け。その分俺らが笑わせて幸せにしてやるから。
北わぁぁぁ(涙)
慎辛いよね、
ジ絶対守るよ。
大大好きだよ。北斗。
慎ほく、散歩行こ？
ジいいねぇ！
優行っておいで～
樹いいの？
優まぁ4人もいるし…

外の冷たい風は嫌という程心にポッカリ空いた穴に吹き抜けた。
寒かったけど、みんなと改めて歩くのも悪くないと思えた。北斗、絶対守るから。辛いことは6人で分け合おうね。