浮気なんかしないでよ2【我妻善逸】

60.この瞬間 ページ17

『善逸お待たせー…ってその子…』




私の目の前で、善逸とくたばれ糞野郎さんが腕を組んでいた




元「あっれぇ〜、浴衣着てきたんだ〜！似合ってないねぇ！」





似合ってない





その言葉が心に深く突き刺さった


元「しかもぉ〜、善逸君はそういう柄好みじゃないんだよぉ〜？」





善逸の好みじやない浴衣を着てきてしまったの？

自分の知らない善逸を
くたばれ糞野郎さんが知っているようで悔しかった






やっぱり、浴衣なんて着てこなければよかった


その時、善逸は鼻血をブシャッと出した

『え』



善「Aちゃん…今日の浴衣すごい好きなんだけどおおおおおおお！！！！」


元「は？」



善「あ、A早く行こ」




善逸は鼻血を出しながらも、私の手を引っ張ってくたばれ糞野郎さんから遠ざけてくれた





善「本当にごめんね？約束なんてしてないんだけど…俺はAの事が好きだから」


"好き"



好きな人に言われるとなんか顔が見れない…


私は恥ずかしくなって手で顔を隠した





善「ふふ、かーわい」

『か、からかわないで！』



善逸はクスッと笑いながらも、そういうところも好きと言って、手を繋いでくれた



この瞬間がずっと続けばいいのに




そう思ったのは、私だけ？




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作者でーす。
非リアでーす。
絶賛片想い中でーす。



うぅ…、夢小説は現実逃避できるぜ！

それと最近好きな人が冷たいんですよ…


おはよーって言ったらいつもはおっすとか言うくせに
昨日は
「……おう」


おうって何？
冷たくないですか…

思春期って事は分かるんですけど、小学生の時みたいにつるんでこなくなりました…



やっぱり身長でかすぎたのか？

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