無口無表情掃除大好き、でも心はイナイレオタクな少女が日本代表の掃除係になり…その幼馴染のブスな悪女さんは日本代表のマネージャーになりました【イナズマイレブンオリオンの刻印】

38話であろうぞ ページ41

明日人「ええっ！？キャプテンが警察に捕まったぁ⁉」

キャプテンが捕まった。そう叫んだ明日人だ。

メンバー一同が一斉に明日の元へ駆け寄る。

神門「違う！円堂さんは何もしていない…。私を守ろうとしたら、不良たちが勝手に突き飛ばされたような演技をしたの！」

神門が必死にそう説得する…円堂は神門と買い出しに行き、不良に絡まれてしまった。そこで神門を守ろうとした円堂が加害者に仕立て上げられ、警察に連行された…というのが一部始終…

灰崎「また誰かさんの差し金じゃあねぇのかよ」

一人離れた場所にいる一星を怪しむ灰崎、実際はそうである。

趙「仕方ありませんねぇ…次の試合は円堂くん無しでいくしかなさそうです」

子文を連れた趙金雲が一同の元へ来て、そう言った。

趙「でも、我々にはまだ優秀なキーパーはいますからねェ〜」

趙金雲は西蔭へと目線を向ける。

趙「…西蔭くん、頼みますよ！」

西蔭「えっ…俺ですか」

趙「はい！あなたです」

指名を受けた西蔭は、表情を引き締めた…

西蔭「…分かりました。微力ながら、力を尽くします」

出場への決意を表明したのだ…

砂木沼「えっ…俺は…？」

指名されなかった砂木沼が戸惑いを見せると、基山がそっと肩に手を置いた…翌日


「―さァ、アジア予選！日本にとっての第3試合が始まろうとしています！すでに2勝をあげている日本は、この試合に勝てば本戦出場に王手となります！！…対するウズベキスタンは非常に高いスタミナを有しており、『エターナルダンサーズ』の異名を持っています！日本はその体力にどこまで食い下がっていけるのかーッ！？」

結局、円堂が戻らないまた試合を迎えた…

「そして今日の日本！円堂に代わって、西蔭がキーパーになっています！趙金雲監督、激しい試合が続く中、正ゴールキーパーを休ませるという戦略でしょうか！？」

スタジアムが興奮に包まれる…

「さぁ、試合開始です！」

ボールを所持するのは明日人。灰崎へのパスは通った、だが、早速敵キャプテンアナハン・イムスに奪われる

ヒロト「なにやってんだ、このデク！！」

アハナン「早速頂くぜ」

ヒロトが灰崎のミスを責め立てる間に、ウズベキスタン勢が攻め込んできた

「ヒャッハァー！見せてやるぜェ！爆走3連星の力ァ！」

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