日常の数分を。《東海》part3

解散――まあこ様リクエスト ページ13

私「は…」

　その一言を聞いた瞬間、驚きで言葉が全く出なかった

　理解が全くできなくて、でも確かに伝わる言葉だった






て「東海オンエア……解散します……」





　もう一度放たれたその言葉は確かに「解散」といった

私「は？いきなりなんで」

　その声にメンバーはうつむいたまま答えた

て「俺らもさもういい大人じゃん、そろそろかなって・・」

私「大人って…」

と「俺らの周りで昔の友達とかが就職していくの見てると
　 だんだん将来が不安になってきてさ…」

私「解散って決定なわけ？」

て「いやまだだけど、あとはAだけ」

　それを聞いてまた驚いた

私「皆賛成なの！？」

て「一応な…」




　プツッ…

　何かが切れた音がした





私「そんなのおかしいじゃん…今までのこと忘れたん！？皆でバカやって
　 バカみたいに笑って！！どれだけ楽しかったか…
　 それなのに周りに流されて辞めちゃうの！！？」

て「A…」

私「とにかく私は続ける！！でも、一人じゃいや…みんながいないと嫌だ…
　 誰一人欠けてほしくない、将来が不安？それもわかるよ、こんな不安定な仕事
　 やってるんだもん、でも不安ならほんとにダメになった時のために
　 資格とかとればいいんじゃん
　 それで、その勉強してる風景を動画にして、それから、私編集とか頑張るし
　 虫眼鏡は教員免許もってるから二人でネタ撮って、それから、それから…！！」

て「A」

私「とにかく、皆のことだ、、大好き…やから！解散なんてしたくないっ！！！
　 なんか、もう、うわぁぁっってなってるから言いたいことまとまってないけど
　 なんかほかにも皆にプレッシャーになってるようなことあるんやったら私が
　 解決するから、その、お願いだから…」

て「Aっ！！」

私「っ！！」

　てつやに名前を呼ばれやっと我に返った

　改めて皆を見るとてつやは泣いてるし、みんな目に涙をためて今にも泣きそうだ

て「A、ごめん」


私「やっぱり、もう決定だよね…」

て「違くて、その







・・







・





これ、ドッキリやったんやけど…」









私「え…？」





　

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