その拾弐 ページ14
「フフ……女、ハッタリはやめろ」
カーズはそうは言っているが明らかに動揺している
心拍が乱れている
それは、あの女の方も
そして私は、手を挙げた
「すみません」
「！？」
「なんだ？？｣
「A様？」
「ひとつ、よろしいでしょうか」
「どうしたのだ？A」
「そこの波紋使いのお嬢さん」
すると明らかに女は動揺した
「あなたの言っていることは本当でしょうか？」
「な。何を？」
「本当は、時限装置などないのですよね？」
リサリサは焦った
「(なに、この女は！！子守唄を歌うような優しい声色で、探りを……！？)」
カーズはAの方から何かの匂いがするのに気づいた
(ん！Aのやつ、波紋を使ったのか！)
「赤石が傷ついてしまえば、こちら側もそちらも怖ってしまいますよね」
「な、何を言っているの！？」
「この女ぁ〜〜〜？やべえぞぉ？！」
「当たり前じゃない！そんなもの、取り付けるわけはないわっ…………はっ！！！」
「白日の魔香」
「同じ人間としては、とても心苦しいですが、すみません」
「な、なんてこと……」
「ふっ、バレたな女よ。これは私のつがいの波紋の力だ」
「だが良しとしよう、女の度胸、しかと見たぞ」
「ふっ」
「！？」
「どぉいうこった〜〜〜？？」
「貴様らの挑戦を呑もう、何がしたいのだ。どうせ、我らが勝つと思うがな」
〜〜〜
そこから話が続き
一対一の対決をすることになった
私は力を使ったのでもう出来ることはほとんどない
私は今はただカーズのそばにいる
JOJOが石を取りに行っている間に少し、話をした
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作者名：まー納豆 x他1人 | 作成日時：2019年6月27日 18時
