赤石より熱く【カーズ様】 (ページ2)

今日:10 hit、昨日:0 hit、合計:13,695 hit

その壱ページ2

柱の男が目覚めてから数分後

？「ここね………………」

派手な色の着物を着た女が遺跡に入っていった

？「情報通りなら、ここに眠っているはず……」

しかし、音はしなかった

少しも

ただあるのは静寂のみ

しかし、どこからか聞こえる音にAは耳をすました

「～～～！」

「～～～」

遠すぎて何も聞こえなかったので、聞こえたところをつたいながら歩いていく

そのあと、急に静かになって

逆にこちらの警戒を強めた

しばらくすると出口があった

そこを抜けてみると、

男が３人立っていた

そのうちの一人は重度の怪我をおっているようだった

きっと、目覚めた柱の男たちと戦ったのだろう

(でも、よく生きていたわね……)

Aは興味が湧いた

そのケガをした男に

そして、神秘的に、そっと、

その集団に近づいた

「…………………………もし」

話しかけると、黒い服の男と金髪の男がこちらを振り向いた

すると金髪の方が

「なんだ！女！」

といった

Aはお構い無しというふうに近づいた

「こんばんわ、そのお方は大丈夫でしょうか」

「なんだと！？」

「貴様には関係ない！立ち去れ！」

そう言われるが、Aは引き下がらない

「私は医者です、彼の治療をさせてはくれないでしょうか」

そういい、倒れている男ーージョセフの方を見た

「医者だと？そんなもの信じられるか！」

「あなたに信じてもらおうなどとは思いません、ですが、怪我人には適切な処置をさせていただきます」

「貴様！言わせておけば！」

「あなたは、彼を助けたいとは思わないの？」

「ぐっ！！」

「待つんだシーザー！！この女！

聞いたことがある！もしやあなたは、波紋使いの医者のA殿か！？」

「………………別に、隠す理由もありませんから

はい、そうです」

「なに！波紋使いだと！？」

「ああ！日本人には数少ないから珍しいと思っていたんだ」

「そろそろよろしいでしょうか」

「はい！お願いします……」

「では……」