おはよう ページ5
Aはアバッキオの家に泊まりに来ていた
特に何があったとかではないが
ただ普通に映画を見て、
きゅうと抱きしめあって
お風呂に一人づつ入って
寝る前のキスをして
隣で眠るAの顔をじっと見つめるアバッキオ
化粧を濃くしている訳でもないのに
ポットしてピンクの頬
ぷっくりとして赤みがかった血色のある唇
自分とは、まるで違う
そう、思っていたのかもしれない
たまに訪れる劣等感
本当にこんな自分でいいのかと思ってしまう
本当は今すぐにでも襲ってやりたいくらい
でも、その綺麗な身体を穢してしまうと思うと
そう考える自分は案外チキン野郎なのかと思った
そんな気持ちを抱えながらAの方へと手を伸ばす
でも、やっぱりと思ってしまった
そう、手を引っ込めようと思ったら
Aの手によって彼女の頬に持っていかれた
いたずらな笑顔付きで
「どうしたの？」
と聞いてくるA
その可憐さに込み上げるものがありぐっと堪える
「なんでもないさ」
といっておいた
あんなこと言ったら、また怒られてしまうかもしれないから
だから2人で微笑みあいながら
少しばかり話して
おやすみって、
ちょうど日付が変わったらしく
この日最後で
次の日最初のキスをした
幸福感とともに訪れる睡魔
まるで眠姫の逆みたいねって
ふたりは抱きしめあって眠った
あさになって目が覚める
隣にはいない彼女
体感的に早いと思っていたがもう昼前だった
ため息をついてコーヒーを飲もうと台所に向かう
そのにいたのは
また眩しい笑顔で
「おはよう」と
言ってくれる彼女だった
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マリイ - ありがとうございます アバッキオかっこ良過ぎて 幸せ (2019年5月22日 17時) (携帯から) (
レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
koyui1016(プロフ) - マリイさん» リクエストありがとうございます！ぜひ書かせていただきます！ (2019年5月22日 12時) (レス) id: e531b9b892 (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - リクエストでアバッキオが夢主を神格化見たいです アバッキオは夢主を女神の意味の『デーア』って呼んでる設定で (2019年5月22日 2時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まー納豆 x他1人 | 作成日時：2019年5月21日 16時
