お姫様だっこ ページ23
「なぁ、アバッキオ〜〜〜、最近あれやめたよなぁ」
ナランチャが話を切り出してきた
「んだよ、あれって」
「え〜〜〜おれらが怪我した時に運ぶのお姫様だっこしてくれたやつだよ」
「あー、んなことあったな。でもあれお前ら嫌がるだろ」
「えー、俺は別にだよ」
「そうか、でももうやんねぇ。お前らだったら俵担ぎで十分だろ」
「なんでだよ〜〜〜」
そう、これを辞めたのは彼なりの理由があった
そもそもアバッキオは、お姫様だっこについてはなんとも思っていなかった
だってけが人には一番楽だろ？という考えだ
抵抗などない
だから何も気にしていなかったのだ
その日までは…
〜〜〜
「っ！いたっ！」
たまの休日、妻であるAとのんびりとすごしていた時、その声は聞こえた
Aの声だ
何かあったんじゃあないかと焦って声のあった方に向かう
するとそこには、しゃがみこんで足を抑えるAがいた
周りには洗濯物も散らばっている
「A！どうした！」
「あ、レオーネ、ちょっと、足を挫いたみたい」
「ったく、しょうがねぇやつだ。……部屋まで運ぶからな」
アバッキオはそういっていつもの様(お姫様だっこ)にAを抱えた
部屋まで向かう途中に詳細を聞くことにした
「で、どうしてそうなったんだ」
「えっとね、洗濯物をほそうと思って。カゴいっぱいだったから下がよく見えなくて……」
「おい気をつけろよ、ただでさえ大事な体だ。傷ついたら俺がどうなると思ってる」
「えへへ、ごめんなさ〜い」
「ふっ、たく」
「ねえねぇ、レオーネ」
「あ？どうした」
「逞しいねえ」
「どこがだよ、っ……あんま触んな」
触られているのでなんだかムズムズ……
「いいじゃない！だって、これするの私だけだもん。レオーネのこと、独り占めできるんだもの……この腕だって、わたしのもの、かな？」
(まったく、つくづく適わねぇな……)
「なんでかななんだよ、だよねにしとけ、」
「！えへへ……」
そういって、Aはアバッキオの胸元にぴとっと体を預けた
(やべー……)←ム〇ム〇してる
まあそんなこんなで彼はAにしかお姫様だっこをしなくなったのでした〜
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マリイ - ありがとうございます アバッキオかっこ良過ぎて 幸せ (2019年5月22日 17時) (携帯から) (
レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
koyui1016(プロフ) - マリイさん» リクエストありがとうございます！ぜひ書かせていただきます！ (2019年5月22日 12時) (レス) id: e531b9b892 (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - リクエストでアバッキオが夢主を神格化見たいです アバッキオは夢主を女神の意味の『デーア』って呼んでる設定で (2019年5月22日 2時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まー納豆 x他1人 | 作成日時：2019年5月21日 16時
