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Aside
手越先輩は何事もなかったか
のようにトレーニングを始めた
ずっと手越先輩を見ていたら
にこっと笑ってくれた
「Aっ!一緒に帰ろ。」
「手越先輩……」
「そのチョコレートシゲに?食べても良い?」
「手越先輩も甘いもの苦手でしたよね…
だからクッキー渡したじゃないですか!
本命だから仕方ないからチョコレート
ですけどこれは。」
「好きな人のチョコレートは食べれるよ」
「えっ。なら…どーぞ。」
持っててもしょうがないしと思って
手越先輩に渡した ♡のチョコレート
「旨い。Aはやっぱ上手だな」
そうやって笑ってくる先輩
そんなに優しくされたら好きになっちゃう
じゃないですか…
手越先輩と話しているうちに少しずつ
傷は癒えていった
「Aついたぞ。 ばいばい!
また明日な!風邪引くなよ
ポンポン」
頭を撫でてくる手越先輩…
心臓が早まっていく…
「お帰り。 手越と帰ってきたんだね
ご飯食べよっか。」
「うん 」
「あのさ…シゲに聞いちゃった…」
申し訳無さそうにお兄ちゃんが切り出す
「もう気にしてないから大丈夫。」
「そっか。 シゲ心配してた。」
心配するくらいならあんな振り方…
お兄ちゃんに言わなくて良いじゃん
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日波輪廻(プロフ) - 読みました!この三角関係切なくて良いですね! (2017年4月19日 19時) (レス) id: 3ab73094d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆうのん | 作者ホームページ:
作成日時:2016年7月23日 20時