ご飯 ページ7
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「 ふぁあ 〜 … 」
「 あ 、 起きたか 。 」
「 ん … ? 」
眩しくて 、 目を開けずにいると
「 こんな時間まで寝れるとかすげえな 。 」
聞き慣れた声が聞こえた 。
いつもそばにいた匂いに包まれて 、 起きた 。
「 しょ 〜 た … ? 」
「 あ 。 そう 、 俺 。 」
大きめの影が動いた 。
1つしか動かなかったから 、
みんなは 、帰ったのかな ?
「 今 、 何時 … ? 」
「 7時前だけど 。 」
「 え !? 朝の !?! 」
びっくりして 、
思わずベッドから体を起こした 。
「 ちげぇわ 、 ば 〜 か 。 」 グシャ
そう言って 、 頭をぐしゃぐしゃにする 。
昔 、 私の背が小さいからって 、
言ってたけど 、
もう癖だよね 、 きっと 。
この大きな手が 、 私は大好き 。
彼氏に振られた時も 、
友達と大喧嘩した時も 、
将来の事で悩んだ時も 、
この手に救われた 。
「 いつもありがと 。 」
「 ん ? なんか言った ? 」
「 んーんッ ! 今日 、 お母さんいる ? 」
「 や 、 昼に出かけるって言って 出てった 。 」
「 あ 。 なら 、 ご飯作ろ 〜 か ? 」
「 それとも 。 外 、 食べ行く ? 」
私のご飯が食べたいって 、
言ってほしいとか思うけど 、
翔汰は 、 きっと 。
「 寒いし 、 お前のご飯でいいわ 。 」
あれ ?
予想外の答えに
心臓がはやくなったのは 、 秘密 。
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リみみ - 2話、誰side? (2018年6月4日 18時) (レス) id: e4407b93c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:#渡邊 彩華 | 作成日時:2018年1月30日 14時