STAGE1 ミュージック・ソンが終ったら ページ3
まずはさ。
「遠慮しない」っていわれるまでの話。
聞いてくれる？
１２月２３日。
世の中がピカピカ光るイルミネーションに溢れる頃。
「ほくとー。今日何日ー？」
ふ…またその話？
「あと２日だよ。しんたろう。」
世はクリスマス。
俺たちアイドルにとっては、音楽特番で売り出しの季節。
いつもより強めの髪型。
いつもより濃いめのアイブロー。
衣装はギャングで、気合十分。
楽屋の真ん中に置かれた白いテーブルの、真ん中。
透明な箱に入った紫色のイヤモニ。
キラッと光る小さな石が七色に変わる、あいつのイヤモニ。
きょもが透明な箱を指で撫でる。
「・・・久しぶりにゆっくりできるね。」
SixTONESさーん！
登壇前映像撮影、まもなくでーす！
よっ
ジェシーが組んだ足を伸ばして立ち上がる。
あ、あ。あーー。
樹が軽く発声をしながら上着を羽織る。
「あいつ、いつこっち来んの？」
ガチャ。
こーちがドアを大きく開けた。
【ミュージック・ソンが終ったら】。
大男達の影が、廊下を横切る。
パター…ン
ドアがゆっくりと閉まった。
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venjamin(プロフ) - りんさん» りん様 コメントありがとうございました！遅筆で申し訳ないのですが、そう言って頂けると嬉しいです。五輪…もしかして、サッカーもお好きな方ですか!?頑張って情報収集して、多少なりともリアルに書けるように頑張ります。また、覗きに来て下さい！ (2021年12月12日 23時) (
レス) id: 221b5a88eb (このIDを非表示/違反報告)
りん - はじめまして。いつも楽しく読ませて頂いています。五輪の話見てみたいです。更新頑張ってください。 (2021年12月3日 10時) (レス) id: ae11fa7d1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：venjamin | 作成日時：2021年5月5日 2時
