【ハイキュー】『曲を作ってる女の子は後に山口君に出会うんです、まるで、いいの？忠君』「いいと思うよ多分」『多分！？』【山口忠】 (ページ15)

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14.目指せ中学校へっいざでっぱーつ！！ページ15

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『ヤ、ヤンキーさんごめんなさい本当に...』
私はあのヤンキーさんに小さく謝ると、スマホを取り出し今の時間を見た。

17時43分。
あともうちょっと。

が。目の前がなぜか真っ暗に。
『ひゃっ誰ですかっ？』

ぱっと視界が開けた。
すると声が聞こえた。

「だーれだ？」
『たっ忠君！？』
「そうそう。目、手で隠してたんだよ」
『あ～なるほど』

忠君が顔を覗き込んできた。私は軽く笑った。
『ハイこれ。忘れてたでしょ？』
「あっそうだよ忘れてた。ありがとう」

『あれ？1人？ツッキーは？』
「いるよ。ほら」

忠君が指差した。そこにはメガネ君の姿。

月「どうも」
『ツッキーだ！ツッキーツッキー』
「ツッキー！」

...あれ、ツッキー、怒りモード？

『ツッキー...げ、激おこぷんぷん丸...?』
月「激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリームだよ」

『そっそんなに...!?』
月「山口デショ」
「ご、ごめんツッキー」
月「もういい、うるさい山口」

『ご、ごめんツッキー』

こ、怖い。
「も、もう行こうみんな待ってる」
月「わかった」

「な、なんか別の話しよう」
『賛成』
月「さっきから雨夜さんのこと二人で見てたけど」
「すごいよね。ヤンキーやっつけちゃうっぷふ」

ぬぁっ！？
『や、め、てー！やめてぇ～！！！』
月「ぷっ..........」
「..............」

『あ"っ肩ピクやめて肩ピク！』

もういい、しばらくこのままにしておこう。
中学に向かいながら。