“安室さん”と初めましてをした日 ページ20
カランカランと店内には心地よい鐘の音が鳴り響き
私たちに気づいた、金髪の男性の人はニコっと人懐っこい笑みを浮かべた。
安「皆さんお揃いで。いらっしゃいませ」
蘭「ごめんなさい…大勢で……」
安「いえいえ。全然大丈夫ですよ」
蘭さんとその男性の人が話をしてる間、私はチラッとまだ店内の外にいる4人に目を向ける
あの人たち、まだ中入らないのかな……
そう思い、私は哀ちゃんにすぐ戻るとだけ伝え、一旦外に出る。
『ねえ、入らないの?』
松「見て分からねーのかよ」
萩「俺らはね、外で見守るタイプなの…」
伊「悪いけど、俺らのことは気にしないでくれ」
諸「………」
なるほどね……みんな降谷さんに未練があるってことか…。
仕方ないな…と思いながら私はもう一度ポアロの店に入る
安「…?あれ?見かけない子ですね」
蘭さんたちの座ってる席に行こうとした時、コーヒー入れを片手に持った金髪の男性に声をかけられた。
ま、その人の正体も私は知ってるんだけど……。
『そうですね…初めまして、でしたね…。星宮美沙と言います』
そう言って先程のこの人が使ったのとできるだけ同じようにスマイルを見せると、その人はふっと笑った。
安「初めまして。僕は毛利先生の弟子をしています。安室透です」
安室さん……今、あなたの同期がね、ポアロのみせの外にいるんだよ。
そう、言える日はくるんだろうか……。
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詩人 - p.39佐藤刑事112月ってなんぞや…(笑) (1月3日 16時) (レス) @page39 id: 8db6d02d75 (このIDを非表示/違反報告)
カーミィ - 哀ちゃんキャラがw (6月20日 11時) (レス) id: 1079b99541 (このIDを非表示/違反報告)
ハロ - 中村じゃなくて、村中ね… (6月4日 17時) (レス) id: d10d627114 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅葉 | 作成日時:2023年1月6日 0時