―喧嘩はいじめ― ページ5
Aside
学校に来ればいつもの光景。
上履きの中に画鋲が数個と机の上の落書き、こんなのは序の口だ。
朱莉「おっはよ〜、今日も来てたんだねぇ」
花「そろそろいなくなるかと思ったのに、ねぇ美香」
美香「ふっ」
彼女たちはいわゆるスクールカーストのトップ。
その中のリーダーが一條美香
見た目はお嬢様で、男をとっかえひっかえしてるって噂もある。
花「何とか言いなよ!」
花が私を押し後ろの机にぶつかり倒れた。
腰が痛い…
朱莉「はっ、ざまぁ」
いつもの事だから慣れてる。
周りからの視線は怖いけど。
??「おい、邪魔なんだけど」
低めの声が聞こえてた。
こんな私に話しかけるなんてよっぽど挑戦的な人か馬鹿か。
??「聞こえてねぇのか。邪魔だって言ってんだよ」
『はぁ・・・』
ため息をつき、謝るために後ろを振り返った。
そこにいたのは・・・
壱馬「お前かよ」
北人「大丈夫?怪我してない?」
昨日の最悪な光景が頭を過ぎった。
そのせいで声が出なかった。
壱馬「なんだよ」
『い…いや・・・』
慎「こら壱馬。あんまり挑発しないの」
謝ることもできぬまま、先生が教室へとやってきた。
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haruna(プロフ) - お話素敵すぎました!!!慎くんのストーリーも読んでみたいです! (2020年1月12日 21時) (レス) id: 81796fa860 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:椋和 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/annsatupuri/
作成日時:2019年6月29日 17時